内容説明
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コミュニケーション・デザインとは、協働的コミュニケーションを効果的にデザイン(構成・創出)することで、コミュニケーション・デザイン科(CD科)とは、論理的・創造的な思考力を働かせ、協働的な問題解決のための構想や計画を練り、よりよい生活や社会の実現をめざす基盤となるコミュニケーション能力を育成しようとする教育課程のことです。
約4年にわたる中学校での実践にもとづき、CD科の概要から、授業実践事例、実践による学校と教師の変容、さらに卒業生が現在CD科での学びをどのように活かしているかまで、約30名もの様々な教科の教師がまとめた一冊。
目次
刊行にあたって――コミュニケーション・デザイン科(CD科)の教育実践に接して
はじめに
第1章 教科等横断的な資質能力の育成をどう進めるか? コミュニケーション・デザイン科とは?
1.コミュニケーション・デザイン科(CD科)で協働的な課題解決の力を育てる
2.教科等横断的な視点に立った資質・能力の育成から見るCD科の意義
3.コミュニケーション・デザイン科学習指導要領
第2章 コミュニケーション・デザイン科の授業事例
1.【ESD座標軸での分類】考えよう! 社会や地球の問題
2.【考えたことを分類する】「いのち」について考えよう
3.【批判的に考える】情報の矛盾に気づこう!
4.【批判的思考】それって本当?!――情報を鵜呑みにしない
5.【社会的ジレンマ】あなたの行動を決めるのは何?
6.【見通しを持ったプロジェクト活動】生徒祭の成功に向けて! 何をやる? いつやる? 誰がやる?
7.【ワザカードで振り返ろう】言葉の壁をビヨ~ンと越えてつながろう!――グローバル環境・ランゲージ大作戦
8.【評価と選択】世界に打って出るプロジェクトを選ぼう
9.【伝え方と伝わり方】ものは言いよう――アサーティブな会話とは?
10.【仲間と協働して考え、創り出す】平和のためにできること
11.【聴きたいことのポイントをおさえ、わかりやすく伝える】インタビューの技法――研究室訪問
12.【学級での話し合いのしかた】学級目標・体育大会目標をつくろう
13.【対立の解消】多様な考えから解決策を見いだそう!
14.【行事のより良い形を考える】おもてなしのデザイン
15.【取材を成功させるための交渉術】上手なアポイントメントのとり方
16.【外部の人と交渉する】被災地の特産物の売り上げを支援しよう
17.【様々な表現で伝える】言葉の壁を越えてつながろう――様々な表現方法の特徴を捉えよう
18.【助け合う社会を支えるひとりになる】血液事業から考えるわたしたちの社会
19.【人の多様性について考える】分かりやすいカルタで自分の想いを表現しよう
20.【身の回りの広告】グラフの誇張やデータの偏りに気をつけよう!
21.【動画で伝える】班のPR CMを作ろう
22.【言葉と写真で伝える】ポスターは「What to say とHow to say」で
第3章 コミュニケーション・デザイン科をつくる
1.内容をつくる
2.コミュニケーション・デザイン科の授業をつくる
3.CD科の学習評価方法について
4.教科等横断的な視点に立った資質・能力の育成と教科・授業づくりの視点から見たCD科
5.教科等横断的な視点に立った資質・能力の育成と学習評価
第4章 教師が学校が変わった
1.生徒がそして教師が変わった!
2.CD科が学校のカリキュラムづくりに示唆するもの
第5章 平成29年度版学習指導要領への対応
1.CD科の授業を「平成29年度版学習指導要領」による教育課程のもとで実施する
CD科モデルカリキュラム1年
CD科モデルカリキュラム2年
CD科モデルカリキュラム3年
おわりに
お茶の水女子大学附属中学校 沿革



