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内容説明
フジテレビ問題の検証を行った「第三者委員会調査報告書」はすべての企業に向けて「人権尊重に基づく経営」を訴えるものでした。『嫌われる勇気』の著者であり日本を代表するビジネス書ライターである古賀史健氏が、その報告書を独自の観点で振り返り、全ての日本人への警鐘としてまとめる〈新・社会派ビジネス書〉です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
パトラッシュ
148
人は誰も成功体験に安住したがる。まして大企業の経営者にはプライドの根源であり、自分がうまくやれたのだから今後も当然と思ってしまう。特に空気を読んだり忖度する技術に長けた者ほど出世する日本型組織では、同質的で高凝集性の幹部集団が形成されやすい。そんな男たちが集まったフジテレビ経営陣が中居正広問題に直面すると、今まで通りで大丈夫と軽視して大失敗を招いた。異論や批判を排除し気持ちよいグループを形成した結果、人権が重視される時代や考え方の変化に対応できなかったのだ。そんな閉鎖的な思考は許されないと思い知らされる。2026/03/19
ehirano1
100
これは「集団」の内在的論理について書かれた本だと思いました。「集団」から逃れられない人類は、「集団」とうまく付き合っていくしかないです。うまく付き合うためには、「集団」の中でどう振舞うかよりも、どのような関係性を保つかの方が重要かなぁ、と思いました。2026/01/09
olive
42
フジテレビ第三者委員会報告書を丹念に読み込み、いわゆる“フジテレビ問題”がなぜ起きたのかを、組織の構造から読み解いていく一冊。減るもんじゃないだろ。そう言われて、笑って受け流したことがある。でも減るんだよ。私の自尊心が!本を読んで気づいた。大きな社会問題も、遠い組織の話も、実は日常の小さな「違和感」と同じ構造でできている。 知らないこと。考えないこと。空気に合わせること。その積み重ねが、誰かを傷つける。そして私も、その空気の一部だった。「尊重」って、きれいごとじゃない。それは、自分の尊厳を守ることでもある2026/02/21
田沼とのも
24
フジテレビ事件の第三者委員会報告書を簡明にまとめて、組織心理から分析している。社長や専務が「女性アナの命を心配して、彼女の心を刺激しない対応を取った」という弁明を正面から非難する点が興味深い。命を自他の言い訳にして、「大ごとにしてはいけない、刺激してはいけない、だから動かず、何もせず待とう」と集団で意思決定する組織の病理、凝集性の高い集団の悪弊を指摘する。命を言い訳に取りながら、一方で加害者に局お抱えの弁護士を紹介して、その利害を代弁させる姿勢はまさに二重思考。たぶんこの局は同種の事案を繰り返すだろう。2026/02/03
タカナとダイアローグ
23
問い読の読書会本。ダイバーシティ、尊重し合う組織をつくる(調整、生成?、スクラップアンドビルド‥?)ための一冊。 フジテレビ一連の流れを男女スキャンダルとしてみちゃってたなと反省。人権問題でした。プライベートな問題、セクハラなんてもんじゃなく、性的暴力。 アナウンサーっていう、マネージャーもおらず編成に気に入られる必要がある(暗黙理に)職業におけるグロテスクな構造を解く鍵。ルッキズムとかやりがい搾取的な問題系でもある。 あと、コンプラは閑職部署にされがち問題。ベースだから経営政策だろうと思う。2026/03/13
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