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内容説明
フジテレビ問題の検証を行った「第三者委員会調査報告書」はすべての企業に向けて「人権尊重に基づく経営」を訴えるものでした。『嫌われる勇気』の著者であり日本を代表するビジネス書ライターである古賀史健氏が、その報告書を独自の観点で振り返り、全ての日本人への警鐘としてまとめる〈新・社会派ビジネス書〉です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ehirano1
94
これは「集団」の内在的論理について書かれた本だと思いました。「集団」から逃れられない人類は、「集団」とうまく付き合っていくしかないです。うまく付き合うためには、「集団」の中でどう振舞うかよりも、どのような関係性を保つかの方が重要かなぁ、と思いました。2026/01/09
田沼とのも
23
フジテレビ事件の第三者委員会報告書を簡明にまとめて、組織心理から分析している。社長や専務が「女性アナの命を心配して、彼女の心を刺激しない対応を取った」という弁明を正面から非難する点が興味深い。命を自他の言い訳にして、「大ごとにしてはいけない、刺激してはいけない、だから動かず、何もせず待とう」と集団で意思決定する組織の病理、凝集性の高い集団の悪弊を指摘する。命を言い訳に取りながら、一方で加害者に局お抱えの弁護士を紹介して、その利害を代弁させる姿勢はまさに二重思考。たぶんこの局は同種の事案を繰り返すだろう。2026/02/03
どら猫さとっち
18
アドラー心理学をベースにしたベストセラー「嫌われる勇気」を手掛けたライターが、フジテレビ事案にメスを入れて分析した、日本の最大級の病巣「集団浅慮」。優秀な人であればあるほど陥る罠。本書は批判ではなく提案として書かれている。フジテレビだけでなく、ビジネスや政治にも当てはまることが多いことが満載。本書も話題になれば、フジテレビのような悲惨な事態にならないだろう。令和の「失敗の本質」といえる名著。2026/01/04
jackbdc
13
集団が誤った判断をする原因は個人の能力不足ではなく、空気に左右される集団の構造にある。集団の構造を変えれば防げるという話。集団浅慮において個人の優秀さはむしろ危険を高めるという。異論が消え去る理由は同調圧力やトップの意向伝播という場の空気感及び波風を立てたくない或いは私が間違っているのでは?という不安要素との分析が述べられ、これらの払拭のために異論を歓迎する文化を育て、役割として反対意見担当を置く、トップの発言順序を下げる、外部視点導入等により空気に支配されない仕組みを作ることが可能であるとのこと。2026/02/01
うちこ
11
優秀な人には華と勢いがあるけれど、これからは有能な人が優秀な人に押しつぶされず、そのまま有能な人材として仕事ができるように。 その理想のために、会社組織の改善のために出版された本として希望がある内容でした。 せめて会社の中では、存在としてみんなが等しく「私」で在れるほうがいい。 そう思っている年長男性も決して少なくないのだけど、「オレたち」から仕事(売上→利益→給料)をもらっている気持ちがあると、その感情に蓋をしてしまうのでしょう。 この本で着目している「同質性」の問題自体は、女性集団でも起こります。2025/12/03
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