内容説明
引きこもり魔法杖職人、大利賢師は姿を隠したままその名を広めていく。
新機能の開発や新作杖の製造、新技術公開。その全てが作品自慢のためだったとしても、多くの人を助け救っていく事に変わりはない。
大利は人づきあいが苦手でも、作品を通して人を知り気遣う事ができる。恐ろしい人食い鬼も思わず絆される、珍妙な魔女たらしだ。
崩壊した世界を人々は逞しく生き抜き立て直していく。いつまでも魔女たちに頼り切りではいられない。
強くならねば、力を合わせなければこの厳しい世界は生き残れないのだ。
大利が危機感皆無でのほほんと杖作りをしていても、危機はいつだってすぐ傍にある。
そしてほら、また。幾度も壊滅を免れてきた東京に、またしても暗い影が忍び寄る――――
唯一無二の最器用系主人公が東京の窮地に奮闘する、七難八苦の第二巻!【電子限定!書き下ろし特典つき】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
23
姿を隠したままその名を広めていく引きこもり魔法杖職人の大利。最器用系主人公が東京の窮地に奮闘する七難八苦の第2弾。誘拐事件の教訓から青の魔女たちに対策を教えてもらい、反射炉を作ってグレムリンの融解を試みたり、魔力逆流防止機構を考案したりと、教授たちとの理論や技術交流で発展させて、大利の職人魂が燃える展開は物語の見どころですね。一方で様々な魔女の事情が垣間見えて、職人として心意気を見せる中、港区奪還もあれば思わぬパンデミックに直面して一進一退でしたけど、奔走した大利と青の魔女に芽生えつつある絆も楽しみです。2025/11/22
わたー
20
★★★★★面白かった。青の魔女とカードゲームに興じたり、魔法大学に生まれた魔法杖研究者に感化されて新たな技術開発をしたりと、穏やかな日々が続いていたのだが、突然、頭からキノコが生える奇病のパンデミックが起きてしまって…という2巻。主人公視点だと終末感が薄いので忘れがちだったが、ちゃんとしっかりポストアポカリプス世界で、死がとても近いところにあるのだと再認識できたのはよかった。物語のなかで描かれている時間経過がかなり長めなのだが、主人公がゼロから技術開発をしているので、この長期スパンはむしろ物語に説得力が2026/01/03
宇宙猫
16
★★★★★ 細かいエピソードの積み重ねで構成されている。いろいろな立場からこの崩壊世界を眺めると、主人公・大利の視点とは異なる厳しい現実が見えてきて面白かった。大利は杖制作だけじゃなく、発想や研究成果でこの社会の維持に必要な存在になっているから、わりと好き勝手にさせてもらってるもんね。コロナ禍を経験したことで、パンデミックがリアルに感じられるようになって怖い。まあ、キノコの非現実性が緩和してくれてるけどね。2025/12/30
真白優樹
14
賢師の評判が少しずつ広まっていく中、港区を奪還した東京で、人の頭にキノコが生える奇病が広まる今巻。―――増えた人間関係守る為、簡単に滅びかける世界を駆け抜けろ。 魔法杖を一般の工房でも作れるようになり賢師が高級志向、オーダーメイド側に移っていく中、たやすく世界の危機が襲い来る巻であり、滅亡回避の鍵を握らされた賢師が必死に駆け抜ける巻である。人も魔女もたやすく死ぬ、人口の二割を失った代わりに繋がるのは東北の人類生存圏との繋がり。新たな技術は賢師に何をもたらすのか。 次巻も勿論楽しみである。2025/12/08
サケ太
10
パンデミックで主人公大活躍。かつての賢師を知る人物についても面白かった。最後の登場人物の解説は読んでてびっくり。キノコの被害多すぎ。2025/12/30
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