- ホーム
- > 電子書籍
- > 教養文庫・新書・選書
内容説明
名画に隠された「希望」の物語を読み解く!
悲劇の王妃にも、狂気の画家にも、「希望」に溢れた日々があった――「怖い絵」の中野京子が送る、人間讃歌にして新境地の名画解説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
読特
52
フォーカスされるのは、「パッチリ目をした女の子の顔」「小さな手が持つオリーブの葉」「頭頂部にメスを入れる外科医」「ワシのカギ爪につかまれた顔」「35kgにおよぶ甲冑」「お尻にできた人面疽」「バラの花を持つ優美な手」「両目を寄らせた小さな老妖精」「白い花を咲かせた巴旦杏」などなど…最初のページに虫眼鏡で拡大した絵の一部、続くページで作品全体が掲載される。全体像を想像して、答えを見て、解説読んで、また戻る。画家というものは、細部にも手をかけ作品を仕上げるものだと感心する。また一つ、美術の楽しみ方を教えられる。2025/12/12
星落秋風五丈原
34
中には、えっこれ希望ですか?みたいな絵もあるけど(笑)2025/12/20
Nat
32
図書館本。今回は前に見たことがある絵画が多かった印象。最後のゴッホの「花咲くアーモンドの木」が良かった!2026/01/12
XX
15
テーマは希望(テーマのわりに暗めの画もあるが)。王室の肖像画はほぼキラキラと美しく理想的に描かれているのにその末路は悲惨なものが多いことに気付いた。希望テーマなのにゴッホが二作品も掲載されていることといい、希望とは儚いものということか。最も面白かったのは「理想郷」の章。男たちの夢、新天地、熊の桃源郷など。実在するしないに関わらず、こういう世界を生き生きと描写してこそ絵画という気がする。可愛らしいシーシキンの「松林の朝」はもっとロシア国外に流通させればいいのに。2026/02/17
miho
13
【2026-014】 久しぶりにこの手の本を読んだ。 ここのところ少し絵画への興味が薄れてしまい、振り返れば2025年は美術館へも二度しか足を運べていなかった。 けれど本書を読み、絵画が持つ物語や背景をあらためて知ることで、「また見に行きたい」という気持ちが静かに湧き上がってきた。 今年は楽しみにしているゴッホ展も控えている。 作品そのものだけでなく、そこに込められた時代や人の想いにも目を向けながら、もう一度、絵画に触れていきたい。そんな前向きな気持ちにさせてくれる一冊だった。2026/02/28




