外国人の子どもの教育問題 - 政府内懇談会における提言

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外国人の子どもの教育問題 - 政府内懇談会における提言

  • 著者名:佐久間孝正
  • 価格 ¥2,420(本体¥2,200)
  • 勁草書房(2025/12発売)
  • ポイント 22pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784326298976

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内容説明

外国人の子どもの教育に関し、文部科学省の「定住外国人の子どもの教育等に関する政策懇談会」や、内閣府の「定住外国人施策推進室」において、論議が行われた。筆者がそれらの場で行った提言の内容をまとめて掲載するとともに、問題の背景となる国内の状況や海外の事例を具体的に論述する。前著『外国人の子どもの不就学』の姉妹編。

目次

はじめに

第1部 景気の流れに左右されない日本社会のグローバル化

第一章 地域社会の「多文化」化と外国人の子どもたち
 1 家族滞在の視点と地域社会の「多文化」化
 2 国の外国人教育に関する施策の変化――「上から」の動き
 3 子どもの受け入れの現実――「下から」の対応
 4 新しい不就学の発生
 5 日本語教育指導員の配置と独自採用の重要性
 6 システム作りと私たちの責任

第二章 日・英比較にみる外国人の子どもの受け入れ
 1 イギリスにおける近年の人の移動の特徴
 2 多文化主義の衰退?
 3 イースト・エンドの移民受け入れ校導入教育から――「ひっつき指導」へ
 4 厳しい評価と加配教員の資格
 5 日本の外国人の子どもの受け入れ――中央の施策の変化と地方の対応
 6 日・英の比較からみえること

第三章 人の移動にみる日本のグローバル化の特徴と多文化教育の課題
 1 日本のグローバル化と東アジアの人の移動
 2 日本の外国人問題の人種性・階級性
 3 インド系住民の日本から海外へ脱出の意味するもの
 4 高等教育進学の二類型
 5 多文化教育の現実的課題と可能性
 6 残された課題――地域と学校から

第2部 外国人の子どもの教育に関する提言

第四章 文部科学省「定住外国人の子どもの教育等に関する政策懇談会」での提言
 1 外国人の子どもの教育に求められるもの――提出資料の内容
 2 不就学・不登校を無くすには――コメント
 3 同化から統合へ

第五章 内閣府「定住外国人施策に関する有識者からのヒアリング」での提言
1 外国人教育の基本――提出資料の内容
2 問題の背後にあるものは――コメント
3 大きい自治体の対応と責任

内閣府懇談会資料
参考文献
おわりに
索引

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

幸音

2
レポートの参考文献。テーマは「学校に通えない外国人の子どもたち」と設定。主に第1章「地域社会の「多文化」化と外国人の子どもたち」、第3章「人の移動にみる日本のグローバル化の特徴と多文化教育の課題」を使用。不就学という、就学年齢に達しても教育機関に属さず、学びの機会を失っている状態の外国人の子どもたちのことを指す。日本語を話せるか否かもかかわってくるが、自治体や学校などが外国人の子どもたちを受け入れない体制を確立していること、また根底には祖国との学校観の違いがある。多文化社会の矛盾した現状である。2012/06/25

ゆみの

0
佐藤郡衛と比べると、やや理論に欠けるなといった印象。文章も個人的には佐藤のほうが好き。まあともかく社会に働きかけていこうという気概は感じられるし、国ではなく自治体の可能性を示唆してくれるので、現場に立つ教育関係者には実用性が高いのではないだろうか。それから言語価値から第二外国語としての英語教育と日本語教育との違いに触れているのも重要。移民への言語教育というともっぱら北米やオーストラリアになるが、同じ島国のイギリスの挑戦や苦悩を参考にする意義もまたあると思う。2012/11/28

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