内容説明
紀貫之は下手な歌人であって、『古今和歌集』はくだらないアンソロジーである。(「再び歌よみに与ふる書-『古今和歌集』について」)
前略。歌人のように馬鹿で気楽な人たちはまたとない。歌人たちの言うことを聞いていると、和歌ほどよいものはないといつも誇っているのだが、歌人たちは歌以外のことに無知なため歌が一番だとうぬぼれているだけなのだ。(「三たび歌よみに与ふる書-調について」)
嘘を詠むのならまったくありえないこと、とてつもない嘘を詠むべきである。そうでなければありのままに正直に詠むのがよいだろう。(「五たび歌よみに与ふる書-について」)
なるほど、歌は青ざめて息を引き取ろうとする病人のようなものだろう。けれども私の考えはまったく異なる。和歌は精神こそ衰えたものの身体はまだ続いている。今、精神を入れ替えれば、ふたたび元気な和歌となって文壇を駆け巡ることができると保証する。(「七たび歌よみに与ふる書-言葉について」)
目次
【目次】
はじめに
◎歌よみに与ふる書 現代語訳
歌よみに与ふる書 ―現状について
再び歌よみに与ふる書 ―『古今和歌集』について
三たび歌よみに与ふる書 ―調について
四たび歌よみに与ふる書 ―理屈について
五たび歌よみに与ふる書 ―嘘について
六たび歌よみに与ふる書 ―投書に答える
七たび歌よみに与ふる書 ―言葉について
八たび歌よみに与ふる書 ―好きな歌について
九たび歌よみに与ふる書 ―好きな歌について2
十たび歌よみに与ふる書 ―あと少し言いたいこと
◎あきまろに答ふ・人々に答ふ
竹の里人に申す あきまろ
あきまろに答ふ
人々に答ふ
再び竹の里人に寄語す 千葉稲城
◎正岡子規十首鑑賞
◎解説 子規と『歌よみに与ふる書』
◎歌よみに与ふる書 原文
主な参考文献
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アカショウビン
かさい
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