内容説明
ディン共和国のエリートスパイチーム『鳳』。リーダー《飛禽》のヴィンドは、諜報活動中に一筋縄ではいかない殺人事件に遭遇してしまう。スパイにとって正体の暴露は致命的。事件の真実を探り、攻略せよ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
雪紫
46
「『館の大広間に関係者全員を集めて、犯人を指名して、警察に引き渡す』ーーもしそれが探偵の仕事なら最悪他ならないな。」宿泊先の遺体、派手な墜落、列車の殺人、暗殺者を追う任務中に数々のミステリ状況に追い込まれた「鳳」のヴィンドの解決法やいかに。あくまでスパイ。ある意味「灯」には出来ない解決法ばかりで、容赦なし(「買収館」と「渋滞」良かった)。キュールがリアクション要員過ぎて笑う。そして本編で亡きリーダーがある意味やばく、ある意味欠かせない存在(笑)。そりゃキュール酒に逃げたり本編でサラに癒しを求めるわ・・・。2026/01/01
よっち
20
ディン共和国のスパイたちが暗殺される事件が立て続けに発生。スパイ養成学校の精鋭チーム《鳳》が、次々と不可解な殺人事件に巻き込まれるミステリ。謎の暗殺者《メメント》を止めるために、対策の鍵を握る《宣教師》の情報を求め諜報任務に赴く中、アリバイのない状況下での山荘の殺人、豪奢なホテルで宙から降ってきた殺害方法が不明な他殺死体、寝台急行列車の個室で発見された首なし死体など、行く先々で一筋縄ではいかない殺人事件に巻き込まれ、正体を伏せたまま古典的な不可能犯罪トリックを解き明かしていく展開はなかなか面白かったです。2026/01/15
RRR
6
スピンオフです。これは未だ「クラウス」に出会う前の「鳳」のメンバーの活躍を描いたものです。本編よりも、ミステリー寄りになっており、大変楽しませていただきました。なるほど。アーディの真の役割、これ深いな、と思いました。彼女という存在があるだけで、纏まることができるって、一種の才能だと思いませんか? 本編よりも、何だか彼らの人間性が掘り下げられていたので、より作品が好きになりました。2025/12/05
椎名
6
鳳sideのスピンオフ、しかも作者本人執筆というファン待望とも言える一冊。スパイものでミステリというなかなか他にやっていないことをしていて、本編の方向性とはまったく違う切り口のスパイ教室シリーズが見れて面白かった。今後も動くかも?ということで期待してしまいたい。2025/11/23
マヌヌ2号
4
刑事を買収できなかったヤツが犯人になる殺人事件、探偵役として事件を解決するとゲームオーバーになる殺人事件(タイムリミット付)、乗客○○○○○な列車での殺人事件……と、各短篇のシチュエーションがよすぎてそれだけで短篇として勝ってる。探偵役がスパイであることを存分に生かした、ユニークなコンセプトの作品が揃っていて満足です。それに、『鳳』のみんなにまた会えてうれしかったね2026/01/08
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