内容説明
【紹介記事掲載情報】
2021年7月24日 日本経済新聞「BLMとアジアンヘイト 米の人種差別 深まる分断」
【内容紹介】
全米そして全世界を動かすブラック・ライブズ・マター運動共同代表による初の著書。自らの生い立ちから発し、従来の黒人解放運動とは異なる、新たな時代の幅広い協働が必要という社会運動論を語りおこす。世界的に社会の分断が深まる中、必読の書。
目次
監訳者はしがき
序章
第1部 私たちはどこから来たのか
第1章 私の生い立ち
第2章 私の世代
第2部 新しい世代の出現
第3章 活動家の道へ
第4章 はじめての闘い
第5章 闘うために団結する
第6章 ブラック・ライブズ・マターの誕生
第7章 蜂起と抵抗
第3部 次の運動に向けて
第8章 運動の意味
第9章 団結と連帯
第10章 新しい運動、新しいリーダーシップ
第11章 投票という運動
第12章 アイデンティティ政治の力
第13章 インポスター症候群と家父長制
第14章 拠点無くして運動なし
第15章 政治教育と常識
第16章 あえて複雑さを抱え込む
第17章 肩書きや地位や名声
第18章 「力(パワー)」がすべてだ
エピローグ 自分のケアを忘れずに
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Mc6ρ助
11
BlackLivesMatter、なかなか想像しがたい部分があり、それはそのまま分断の進む世界の表象であり容易な解決を拒む。『絶望をなくせば希望が生まれる訳ではない。希望とは、目標に繰り返し立ち返ることのできる力である。私の目標は、私のコミュニティが生活のすべての局面で力を手にするために、政治的力を生み出すことである。私の仕事は、悲嘆と絶望と憤怒を、前進するために必要な愛に転換することである。私たちにとって重要なのは、何が欠けているかではない。分断されたときにどうやって団結するかなのだ。(p356)』2022/04/06
tellme0112
8
苦しく困難な状況を打破するための言葉が散りばめられている。このような表現を日本語で読める幸せ。たたかうための言葉をを取り戻したいと思った。学びの多い本。もっと深く何度も読み返したくなる本。2021/03/06
tellme0112
6
拝外主義の日本に刺さる言葉がいっぱい。「○○ライブズマター」の言い換え表現問題がきっかけでこの本を手にしたことを思い出す。2021/03/31
maimai
5
黒人男性の暴行事件等を通して黒人差別に対するデモが急速に広まりつつある。 Tunisiaでの国家反対デモのようにSNSを通した反権力に関する運動が広まり、近世に於いては益々人種や国家の垣根が無くなってくるのではないかと思われるが、世界を動かす変革の力には何も天才が生み出したサービスだけではなく、1人の言葉に端を喫してデモが起こる場合が多い。 企業におけるイノベーションの是非に関しても問いただされているが、イノベーションに関してはルーチンになりがちな人間社会に新しい魅力を与えるものとして注目されている 2021/05/06
hiroshi
4
新聞書評から。「ハッシュタグから運動は始まらない」「ハッシュタグが運動を築くのではない。人間がやるのだ」日本人にはあまりピンとこない「組織化」を粘り強く、地道に、ヒロイックにならずに取り組む物語。2021/04/22




