文春e-book<br> 勝負眼 「押し引き」を見極める思考と技術

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文春e-book
勝負眼 「押し引き」を見極める思考と技術

  • 著者名:藤田晋【著】
  • 価格 ¥1,800(本体¥1,637)
  • 文藝春秋(2025/11発売)
  • スポーツの日!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~10/12),文藝春秋 電書の森 2026 ポイント増量(~10/22)
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  • ISBN:9784163920474

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内容説明

社長を辞める私が伝えたいビジネス最強鉄則

ABEMA、インターネット広告、ゲームなどの事業を軸に、創業以来27期連続増収を達成し、サイバーエージェントを売上高8000億円超の大企業に育て上げた藤田晋社長。直近では、「テレビの再発明」を掲げ、巨額投資を続けたABEMAの通年黒字化が射程圏に入っている。経営のみならず、麻雀も財界屈指の腕前として知られ、競馬では愛馬が賞金15億円のサウジカップで勝利、サッカーでもオーナーを務めるFC町田ゼルビアはJ1昇格初年度から優勝争いを繰り広げた。仕事も趣味もとにかく「勝負強い」経営者なのだ。

そんな藤田氏だが、2026年に自らが創業したサイバーエージェントの社長を退任することを公言している。その直前に今最も伝えたい「ビジネスの最強鉄則」をまとめたのが、本書『勝負眼 「押し引き」を見極める思考と技術』だ。

〈自らの実体験を振り返ってみると、これまでありとあらゆる重大局面で勝負に挑んできた。チャンスと見て大胆に攻めるばかりではない。必死で守ることもあった。組織のリーダーとして、むしろ守る場面のほうが多いかもしれない。麻雀では、細かなスキルや読みも大事だけど、結局は押すべき局面で押せるか、引くべき局面で引けるか、その「押し引き」が勝敗の9割を決めると言っても過言ではない。これは、ビジネスの世界にも通じるものがあると思う。〉(「はじめに」より)

どの回も、単なる抽象論ではない。撤退戦の大切さと難しさ、Z世代のマネジメント術、ワインや映画を嗜むことの重要性、超トンがった企画の生み出し方、リーダーに必要な意外な条件……などが自らの経験をもとに“超実践的に”綴られている。

本書は「週刊文春」の好評連載「リーチ・ツモ・ドラ1」を加筆修正したものだが、藤田社長が自ら毎週執筆してきた。

〈なにしろ私はこの連載を本当に自分で書いている。本当に、というのは、経営者など本業が別にある人は口述筆記といって、インタビューのように答えたものをプロの文筆家がまとめるのが普通だからだ。これは別におかしなことではない。プロが書いた文章の方が読者にとって遥かに読みやすいし、本人の意向も伝わる。私も、別の連載で口述筆記をお願いしていたケースがある。でも今回は、自分で自分の頭の中を整理し、言語化したいという思いがあり、編集者に自分で書いてみたいとお願いして、毎週2400字、一生懸命書いているのだ。〉(「おわりに」より)

実は、多くの経営者や著名人も目を通しているという藤田社長の連載。トップ起業家が退任直前に綴った「渾身の13万字」は、すべてのビジネスパーソンに大きな気づきを与えてくれるに違いない。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

あすなろ@no book, no life.

112
サイバーエージェントの藤田氏と言えば、僕と同じ歳で僕がベンチャーに居た時に上場し、渋谷で働く社長の告白を上梓され鮮烈に記憶に刻まれた方。そんな同じ歳の彼が日々と仕事への想いを交え文春連載を纏めた一冊。忌憚を恐れず述べれば彼も僕も円くなったなぁと。全然違う各々の人間ですが。そして、4年後に社長を譲り会長職にという記事を日経で読んでいたが、その内容も一部あり。因みに僕は賭け事的な話は一切遣らない・興味すらないので、お好きだという麻雀・競馬の類いは斜め読みでした。載せるのは自由だが分量は程々に。チト残念かな。2026/08/02

ehirano1

111
本書の4本柱である、一柱目:コントロールできる3割に集中する押し引き、二柱目:感情を廃した戦略的撤退、三柱目:責任で動かす炙りマネージメント、四柱目:全てを支える忍耐力がとても印象に残りました。特に二柱目と三柱目は私に刺さりました。2026/02/25

T2y@

42
藤田さんの本は10年おきくらいで読んでいる。前二作と比べて趣味領域のウエイトが圧倒的に高まり、ライフステージが進んだことが分かる。これからの10年は事業承継フェーズ。ここにドラマは生まれるか。 はたまた、リタイア後は「社外取締役 島耕作」的な物語になるのだろうか。そういえば同学年。今後も読書を通じてウォッチしていきます。2025/12/09

すしな

39
107-25.サイバーエージェントの社長を退き、一線を離れるにあたって、これまでの判断軸を後進に言語化して残すために書かれたとのことでした。一方でお酒や麻雀を愛する一面も語られていて、特に麻雀は配牌の時点ですでに不公平な状態から始まるという考え方が印象に残りました。学校では平等が前提とされますが、実社会はそうではないことに多くの人が直面します。不均衡を前提に流れを読み、押し引きを判断する麻雀の哲学は、経営や人生にも通じる現実的な思考法であり、勝敗以上に人生にとって大切な視点が得られるのでしょうね。2025/12/27

エイエンノツバサ

38
週刊文春の連載を纏められたもの。キャッチーなタイトルがつけられていますが、何かビジネスのヒントを求めて本書を手に取ると拍子抜けするでしょう。実際には氏の勝負眼というものは麻雀で培わられたので、そんな方には既刊「仕事が麻雀で麻雀が仕事」をお勧めします。とは言え、文章が凄くお上手で、ユーモアセンスもたっぷりありますから、エッセイ集としては十分に楽しめますよ。個人的には報知映画賞の審査員を務められている話が興味深く面白かったです。ここ数ヶ月で読書量は飛躍的に増えましたが、映画も観なくちゃいけないなと思いました。2026/09/20

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