日独冷戦秘史 - 東独機密文書が語る歴史の真実

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日独冷戦秘史 - 東独機密文書が語る歴史の真実

  • 著者名:赤川省吾【著】
  • 価格 ¥3,520(本体¥3,200)
  • 慶應義塾大学出版会(2025/11発売)
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  • ISBN:9784766427714

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内容説明

東ドイツの膨大な機密文書が明かす「歴史の空白」。
旧東ドイツの膨大な機密文書や元政府高官へのインタビューをもとに、東西ドイツ分裂から統一までの東ドイツの対日工作を明らかにする労作。ココム規制に違反する半導体技術移転事件をはじめ、冷戦の本質を見誤り、産業スパイに絡め取られていった日本政財界の実態を明らかにする衝撃の書!
冷戦下、東ドイツの工作員が日本の政財界、メディアと接触し、産業スパイを繰り広げていた実態を明らかにし、強権国家との情報戦・科学技術競争の実態を日本人に突き付ける!

目次

プロローグ 大物スパイの日本潜入

第1章 なぜ日本だったのか――東西冷戦の舞台裏

第2章 国家承認への渇望――社会党工作の失敗

第3章 歴史に消えたカリ貿易――不正で始まった東独ビジネス

第4章 東独・日本経済委員会の発足――政冷経熱の60年代

第5章 自民党と手を結べ――東西デタントと国交樹立

第6章 最高権力者を送り込め――帝国主義陣営への橋頭堡

第7章 財界人を活用せよ――絡め取られる日本企業

第8章 暗躍する産業スパイ――ココム違反への誘惑

第9章 崩壊への道程――もう一つの東芝ココム事件
〈コラム1〉 産業スパイの総司令官を日本に招いた自民党衆院議員・佐藤一郎

第10章 ホーネッカー訪日――無謀なる野望の終焉
〈コラム2〉 東独と北方領土問題

第11章 文化政策の虚実――そして、何が遺ったのか
〈コラム3〉 国家保安省特務将校ヘルマン・へーバーと対日政策

エピローグ 冷戦とは何か、過ちを繰り返さないために
あとがき
解題に代えて(ベルリン大学教授 クラウス・シュレーダー)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

お抹茶

6
知られざる東独の国家ぐるみの対日本工作を調べた力作。政財界の大物を籠絡し,東芝や三井物産に不正輸出をさせていた。半導体不足の突破口のため,ココムの規制を破り,密輸を促した。まず社会党に接近して失敗すると,その後は自民党に接近。カリ輸出を巡り,河野一郎は自身の息のかかった東京食品に便宜を図らせようとした。日本の財界はSED支配の独裁国家を甘く見ていて,商機に目がくらんでいた。日本にとって東欧は輸出市場という位置づけで,貿易の利益のほうが国家の安全保障よりも大切だった。東独は日本を礼賛して親独感情を利用した。2025/12/02

みんな本や雑誌が大好き!?

1
東芝の子会社東芝機械のココム違反は、本書でも指摘されていますが、本家本元の東芝そのものがココム違反を承知で、さまざまな半導体技術を東独に売り渡していたのです。その手口たるや……。中曽根政権が発足し、アメリカからのココム違反追及の声が強まり、やっと日本政府も本格的な調査に乗り出して、制御されるようになったものの、それまでは外務省・通産省や警察の警戒心も薄く、東独側はやりたい放題とまではいかなくても、慎重にやりさえすれば希望は叶い、事実上の「ノーズロ」状態だったようです?その秘密の舞台裏を明らかにした労作。2025/11/27

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