内容説明
天気に晴れの日、雨の日があるように、私たちの心の中にも晴れの日、雨の日があります。人生はつねに順風満帆とはいきません。何となく不順、停滞の時もあれば、激しい風雨にさらされる時もあります。でも、降り続く雨もいつかはやんで、青空が広がる日が訪れます。大切なのは、激しい雨の日に、晴れの日と同様に前進しようと無理をするのではなく、雨の日は雨の日なりに過ごすこと、雨の日にしかできないことをすることなのです。いま挫折感を味わったり、失意の時を送っていたとしても、それによって生きる勇気まで失う必要はありません。焦らず、落胆せず、これまで外側にばかり向けていたエネルギーを、しっかりと内側に向けることが大事です。充電の時、癒しの時ととらえ、リラックスして人生の再創造に備えるのです。この本は、そんな「心の雨の日」を過ごす知恵を提供します。人生に行き詰まったとき、あなたを支えてくれる一冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ぱんにゃー
45
陰陽の「陰」をこの本では「心の雨の日」とたとえています。/岩井さん曰く、この本のバックボーンは、①著者自身の生き様 ②ブッダの教え ③アドラー心理学。/(雨の[やませ方]ではなく←無理だし)[過ごし方]の本 ありがとうございます。(コ)2014/03/20
さと
18
読友さんのレビューに誘われて。アドラー心理学に触れた後だったので、勇気、共同体感覚、他者貢献といった概念を再確認しつつ読めた。 失意の中にいる状態を「心の雨の日」として、その過ごし方を伝えるもの。心に降る雨を力ずくで止ませようというのではない、平気なふりをするのでもない、SOS発信もOK。まずは受け入れるところから。変えることのできないものを受け入れることで、自分に与えられた(残された)可能性に気付く。そして開かれる未来。それこそが神が(天)が与えた導き。そしてそれをまた受け入れる。感謝の心をもって。 2014/06/13
Humbaba
15
人生が常にハッピーならば素晴らしいのだが,それは残念ながら不可能である.うまくいく時があれば,反対にうまくいかない時もある.そのような時に今までと同じように成果を出そうとしても,なかなかうまく行くものではない.そのような時があると認識し,その上で耐え凌いでいくことが必要である.2013/05/12
太鼓
12
雨の日だからって特別な気持ちにならなくていい。ついつい、胸がざわざわしてしまうんだけどね。その片方で雨の音には癒やしの効果もあると思っています。静かに雨音を聞きながら雨の日を過ごしたいものです。2016/04/04
のんぴ
5
いろいろ悪いことが重なると気分が滅入って悲観主義になりがちだが、意志の力で「初めはどんなに奇妙にみえようと、幸福たることを誓わねばならぬ」とアランの幸福論を紹介する。しかし著者は、安易な成功、ユートピアを求める「スピリチュアル・ブーム」と、真の楽観主義との違いを①現実軽視②自己不全感③他者不信(の割には他人の善意をアテにする)と説明。しかし、余りにもエネルギーが枯渇して意志の力も働かないときは「すべてを手放してSOSを発信して専門家に自分を委ねるか、人間を超えたより大きな存在に身を任せるしかない。」2017/12/14




