砂の栄冠 甲子園研究所

著者名：三田紀房【著】/田尻賢誉【著】

講談社（2015/08発売）

• ISBN：9784062196512

内容説明

大人気高校野球漫画『砂の栄冠』のコミック人気連載「甲子園研究所」がついに待望の単行本化！　「甲子園に出るにはいくら必要か？」「常連私立校はなぜ強い」「常連私立高に勝つには？」──「行ったもん勝ち」「勝ったものが正しい」の視点で、徹底的に「甲子園の真実」迫る１冊。甲子園に出たい人、勝ちたい人必読の＜勝利の「裏」マニュアル＞。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[白義]

砂の栄冠の巻末おまけコラムに加筆したものを集成。甲子園における観客心理の影響、お金の話、監督や選手たちのぶっちゃけ話など熱いプレーの裏の理論的な部分を漫画とともに丁寧に教えてくれるが、それでも田尻氏のキャラなのか異常に暑苦しい。今の野球や礼儀をなめた選手たち、高校野球の現状を批判し逆に外部の高校野球批判にも食って掛かる。現場でずっと教育、取材してきた人物の発言なのと、マンガに合わせてかぶちまけ度が高いので傾聴に値するが個人的には苦手な部類の暑苦しさ、しかしそれもエンタメと思えば結構面白く、単独でもおすすめ

2018/04/25

[tak]

二時間のプレッシャーは、有るんだろうね。その上、五万人とか居たり。確かに、あっという間に過ぎてしまうよな。

2015/08/02

[katsu1969]

私自身は野球経験ありません。子供が少年野球からスタートし今高校生。色んな意味で深いスポーツだと認識しました。この本でも共感・納得できる部分多数ありです。

2018/06/16

[ホケンタイイク246]

高校野球ライターで有名なタジケンの研究結果が凝縮された一冊。明るい部分も暗い部分も知り尽くしている人のギリギリの名言集。そう。世の中は甘くない。

2015/08/04

[santiago]

コミックス読んでたら基本必要ない本で、買ってしまってちょっと後悔。なお夏に出れない東海地方の監督は多分わかるが（学校が代わって今は夏も出てくるようになったはず）、春しか出ない北陸の高校ってのは依然としてわからない。近畿や東京は思いつくんだが…。

2023/09/01