内容説明
見えない法的リスクに備える実務書
生成AIシステムは、プロンプトや出力の設計技術の進歩の結果、十分に成果を出せる段階に入っている。しかし、学習内容や生成結果がもたらす法的リスクは大きく、開発者・提供者は、リスクに正面から向き合わざるを得ない。
本書は、LLMの設計・開発からサービス運用に至るまで、直面する法的論点を体系的に整理した。第1章では参照すべき法律やガイドラインを俯瞰し、第2章では開発プロセスごとの契約・情報管理の要点を示す。第3章では中間生成物やOSS・APIの扱いと権利処理を具体的に解説し、第4章では利用規約やガイドラインに基づく運用上のリスクを検討する。
法的枠組みに未整備な部分がある中、本書は「何をすればリスクを減らせるか」を明確にし、生成AI時代の開発者・法務担当者が必要とする実務的指針を適切にまとめたものである。
目次
序章 LLM開発者、LLMを使うスタートテック経営者の皆様へ
第1章 LLMモデル開発、運用とかかわる法律権利の一覧
第2章 LLMモデルの開発運用までのスケジュール
第3章 モデル開発に関する法務
第4章 モデル運用に関する法務
第5章 LLM開発者、提供者として知るべきAIに関する考え方
第6章 おわりに―開発運用後にLLM事業者の進むステージ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
roatsu
8
オーム社からこの手の本が出たことが貴重。LLMサービスの開発と運用の流れを法務・契約目線で俯瞰した一冊で、どのような法律上の制約や留意点、契約上のポイントがあるかを追うことができる。こうして見るとLLMの開発は通常のシステム開発とほぼ同様のパターンを当てはめることができることが明確になり(ある意味当然で一安心)、その収集と生成される成果の点でもろもろ面倒な問題を孕む可能性がわかる。今のところ目立った訴訟と判例も出ていないので正直何とも言えない点はあるが、本書で指摘されるような法的懸念があることは開発・運用2025/11/29
精神崩壊
0
著作権のほか、ハルシネーション、バイアスについて知りたかった。プロンプトにも創造性がなければ☓なんだっけな。斜め読みむずい2025/12/03




