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内容説明
コナリミサト、カツセマサヒコ絶賛!
日々に息づく希望を描いた全4篇の物語。
▼収録作
顔も名前もわからない、でも確かに繋がっていた友人を想う
――『友達だった人』
日々に行き詰る自分を助けに現れたのは、もう2人の自分
――『3人いる』
幼い頃に描いたうさぎの絵が運んでくる、幼馴染の胸のうち
――『青色のうさぎ』
生き方を誰かに決められた女性たちの、旅先での共鳴
――『指先に星』
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
buchipanda3
89
読み友さんから教わった作品集。どの話も良い余韻を残していた。さらりとした読み心地ながら、忙しく過ぎる日々の中で何気に抱えていた心の機微に寄り添うよう触れてくるような。そんな優しさが沁みこんできた。現実でも仮想でもゆるく繋がっていられたら楽でいいなと思う。でもそのうち他者にだけでなく自分と向き合うことにもゆるくなってしまうことも。いつの間にか自分の本心が分からなくなるとか気付かないふりをしたりとか。毎日、不確かなことが積み重ねられる中、確かなことを実感するために一歩踏み出す気持ちを示してくれた話たちだった。2025/12/28
天の川
57
本屋さんでふと手に取った知らない作家さん。自主制作の作品3編と書き下ろし1編。表題作がやはり良い。誹謗中傷や世論の扇動に使われることもあるSNSだけれど、本来、柔らかく温かい繋がりをツールなのだと思わせてくれる。悲しいけれど温かなラストに胸打たれる。『青色のうさぎ』の”人は物語の中に自分がいないか探している”のフレーズ、『指先に星』の人が抱える様々な苦労と薄っぺらな優しさに気づく主人公が自分に自信を取り戻し、歩き出そうとする小さな光。読み終わって、この不思議な表紙絵がまたジンとくる。2025/12/18
ぼっちゃん
43
【202602ダ・ヴィンチのプラチナ本】生きづらさを感じている人達の4編の物語。会ったこともないがSNSで繋がっていた人の葬儀にいく表題作の『友達だった人』が一番印象的だったが、どの作品もちょっと切なく、だけど温かい物語だった。2026/01/23
和尚
35
好き、一気にファンになりました。 四つの物語が凄く心に来る、言葉にできない大事なものが描かれた短編集でした。 あとがきで、最初の話について触れられてた「横、横、横」。物語が良すぎて全然気づかなくて読み直して笑っちゃいました。 おすすめです!2025/11/24
s_s
26
全てが好みの作品集。描き下ろしとして『指先に星』を加えた、全4編が収められている。現代だからこその繋がりの形を、温かみのある描線で表現しており、非常に親近感が湧いてくる。ネット上の友人や幼馴染、職場の同僚など、読者からしても自分事のように捉えやすい関係性が主に扱われているが、そのどれも日常から乖離した「やりすぎ感」が微塵もなく、短編だからと言ってぎゅうぎゅうに詰め込まれている印象も無い。展開のみならず、各ラストページの余韻も相まって、良いマンガを読み終えた時の充足感が今作にもあった。もっと読んでみたい。2025/11/24
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