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内容説明
演劇部に入部した真柴縁太郎は、新入部員を集めるための部活動紹介で一人芝居をすることになった。劇では、真柴が強豪野球部でスタメンを勝ち取り甲子園に出場した後、突然野球部を辞めるまでの一部始終が語られる。“勝つために”自分自身を追い込み続けた真柴だが、ある時どこからともなく虎の声が聞こえて―…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
水槽
3
真柴が舞台上で展開した一人舞台は、ある文学作品がモチーフとなっている。そこで露わになり彼が直面するのが、作中でも触れられている“臆病な自尊心”と“尊大な羞恥心”だ。読んでいると、その頃の自分の記憶を呼び戻される。大きさや形は違えど誰もが持っていたであろう、この2つの“心”を。そこには真柴と自分が重なる部分が存在する。それを乗り越えても、新たな現実が立ちはだかる。そして、その現実が過去をまた呼び覚まさせる。それは真柴だけではなく彼に関わる人達も、だ。2026/02/16
鷹偉 誠也
1
初舞台からの新入部員邂逅。高校生に山月記はドロつき加減がドンピシャですな。行き場のない若さとパワーは渦巻くにはうってつけ。過去の色んな積み重ねが生み出す前進と後退、軋轢。新生演劇部の向かう先は。今後も楽しみ。2026/01/05
minamimi
1
早く続きが読みたい…2025/12/29




