内容説明
8人もの男性を性行為ののちに殺した浅井美奈。その特異性はロープと手斧を使用した極めて残虐な殺害方法にも顕著だった。壮絶な逮捕劇の果てに身柄を拘束され、そして2020年、世間を震撼させた彼女の死刑が執行される。将来を嘱望される水泳選手だった浅井はなぜ凶行に至ったのか。過去の深淵を窺くほどに浮かび上がるのは、凄絶な怨嗟の叫びだった。話題作『号泣』の著者が描く、数奇な運命に翻弄された者の慟哭のサスペンス。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
オオイ
3
元オリンピック候補の女性による連続殺人事件、人生色々も極端と言うかやりすぎ感あり。2025/12/15
ダーク
2
★★★★★★★★☆☆2025/12/06
A Miho
1
うーん何となく消化不良のような感覚。 2025/12/14
フランク
1
1.52025/12/14
さみ
0
哀しき過去は描かれているものの、動機としてはイマイチ腑に落ちないというか、何だか肩透かしを食らった気分。第5章から急に毛色が変わるのもチグハグな感じ。以前も某作で「女性の復讐ってこうじゃない」と似たような感想を抱いたが、体格が良いからパワー戦に持ち込むという思考には至らないんだよな。もうそこを突いてしまったら作品として成り立たないんだけれども…2025/12/26
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