内容説明
フリーライター・笹村克哉のもとに、義理の姉と名乗る女がやってきた。笹村は北関東の奥地に佇む「六つ首村」の名家・白兼家の後継者候補であり、30年前の連続殺人事件を生き延びた張本人だという。村を訪れた笹村は白兼家の秘密を探りはじめる。一方、並行して恐るべき殺人計画が……。連続殺人事件の再現ドラマをめぐって、さまざまな人間たちの思惑が絡み合い――。奇才・折原一が横溝正史に捧ぐ、渾身のダーク・サスペンス。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
172
折原 一、5作目です。横溝 正史「八つ墓村」& 「悪魔の手毬唄」のオマージュ、 面白い試みではありますが、本家には及ばずでした。 六つ首村×六彦×六連続殺人、666でもありました。 https://books.kobunsha.com/book/b10153666.html2026/01/20
パトラッシュ
149
全体の構成は『八つ墓村』のオマージュなのは明らかだが『Yの悲劇』に引っかけた要素もたっぷりで、マニアほど「何だこれは」と思うほど(特に「ドンキ」は)笑わされる。一方で主筋の残酷な連続殺人劇では著者得意の「信頼できない語り手」による叙述トリックが展開され、予想もしなかった真相を提示する折原節が健在だ。横溝とクイーン絡みのパートはなくてもと感じるが、そうなると過去作品と同様の地味なミステリ扱いになるかも。著者としては新しい方向性を試したつもりかもしれないが、どう評価すべきか判断しかねるメイ作になってしまった。2026/03/16
yukaring
69
横溝正史風にアレンジした折原ワールド全開の復讐劇場。過去の大量殺人に屋根裏の座敷童子、不可解な密室とギミックが盛り沢山。フリーライターの笹村克哉の元へ義理の姉を名乗る女が訪ねて来る。彼女によると山奥にある六つ首村の白兼家の後継者として克哉の名前が挙がっているらしい。六つ首村では30年前に凄惨な連続殺人が起こり、犯人である白兼家の六彦は事件後に姿を晦ませていた…。全く顔を見せない現当主の夢男、隠遁した覆面作家そして繰り返される過去の惨劇。幻想と現実が入り乱れ人々の思惑も交差する、仕掛け尽くしの渾身の超大作。2026/01/26
雪紫
59
ある意味斗和子さんが一番の傑物と器では?あらすじのダーク・サスペンス感はあまりなかったけど、横溝オマージュやいつ叙述トリック炸裂するか?の警戒心。読んでてくらくらするぅ・・・でも止まらない。好感の持てる男キャラ達とクズ男達の落差が激し過ぎる・・・。探偵小説の良きオマージュにして複雑さにくらくらするぅ・・・(仕事帰りこれ考えて頭いきそう)。2026/02/07
備忘録
28
六ツ首村での大量殺人から30年 当時の事件の記録、村の駐在の日誌等を織り交ぜながら最後には現代で全ての真相を解き明かす 複雑な構造にさらに現在で話が広がっていき展開される為追うのは少し大変か 結末まで到達して色々腑に落ちる感じになるのでしっかり最後まで読み進めるべし2025/12/01
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