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内容説明
広報やマーケティングで成果を出しながらも、どこか手応えの限界を感じてはいないだろうか。これまでのPR(広報)論が理想とした「ステークホルダーとの良好な双方向関係の構築」は、時にその実現が困難な場合がある。その壁は、顧客や社会といった「外部」にあるのではなく、部門ごとに情報が分断された「内部」の構造的な問題にあるからだ。
本書が提唱する「水平統合型広報」は、この内部の壁を壊すための、マーケティングの原理原則に基づいた新しいPR論である。「水平統合型広報」の導入により、SNSの運用目的やホームページの役割が「ステークホルダーとの良好な双方向関係の構築」のみならず、「売上」という最終ゴールに向かって統一され、日々の活動の意義が鮮明になる。
会社全体をひとつの生命体、すなわち「有機体」へと変革させ、その誠実な活動が一貫したメッセージとして社会に接続されて初めて、生成AIに推薦される会社となり、持続的な売上が生まれる。本書では、そのための具体的な“情報設計”のあり方を、理論、事例、実践の順に解き明かしていく。



