内容説明
大江健三郎、荒川洋治、メルヴィル、カフカ、井戸川射子、加藤典洋、聖書、田中小実昌、武田百合子、村上春樹、ドストエフスキー、小島信夫を読むことが子育てに与える影響について
「小説家を目指す」人たちは、小説を書こうと構えるので、萎縮したり、型に嵌ったりして、何のために書きたいと思ったの? と思うんだけど、この人からは書く楽しさや自由が感じられ……濃密な時間の流れに浸っていると、人生で最も貴重な記憶が何年ぶりかでリアルに蘇ってきた。読んでいてほんとに楽しい。
保坂和志(作家)
【著者】
富田ララフネ
作家。1990年東京都生まれ。京都大学文学部卒。
ZINE『小島信夫の話をしたいのだけれど』が話題を集め、『これは歯的な話』で第七回ことばと新人賞佳作を獲った作家のデビュー小説です。
目次
ZINE『小島信夫の話をしたいのだけれど』が話題を集め、『これは歯的な話』で第七回ことばと新人賞佳作を獲った富田ララフネ、商業デビュー作品。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
lyrical_otoca
1
端的に言っちゃえば「育児読書エッセイ」なんだけど、読んでいる本の引用と書き手のエピソードが融合して純文学のような味わいを出していて、不思議な読み心地のエッセイだった。エッセイというより純文学っぽい読み応えなので純文学好きな人のが相性いいと思う。読書エッセイって引用すると引用部分とエッセイ部分を自然に混ぜるのが難しいんだけど、これはそれを自然にやっているから本当に凄い。2025/11/26
そめ
0
保坂和志さんを好きな方は是非読んで欲しい一冊。帯も保坂さん書かれています。赤ちゃんΘとの1年間の散歩生活と本を読みつどつど思考した足跡が書かれています。 とても面白かったですよ〜2025/12/04
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