角川スニーカー文庫<br> 勇者からは逃げられない【電子特別版】

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角川スニーカー文庫
勇者からは逃げられない【電子特別版】

  • ISBN:9784041161562

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内容説明

魔王の軍勢を、その威容を見てなお、心折れぬ者。勇気持つ者。
人々はそのような者を――『勇者』と呼ぶ。

逃げるが勝ち、そんな生き方をしてきたはぐれ者ソロは、辺鄙な村に聖剣ありという噂を聞き、台座ごと盗んで売ろうと企むが、剣はなぜかするりと引き抜けてしまう。それを目にした王女ルーナ――本物の勇者というべき人物はソロへ微笑み「私と共に世界を救いましょう、勇者殿」と手を差し出す。一方、聖剣はソロへ囁く。自分は魔剣であり、一緒に逃げようと。これは、勇者ならぬ者がひとひらの善意で絶望に抗う旅をする物語。

※書籍版とカクヨムネクスト版は設定の違いがあり、ストーリーが分岐していきます

※本作品の電子版には本編終了後にスニーカー文庫『誰が勇者を殺したか』(著:駄犬 イラスト:toi8)のお試し版が収録されています。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

オセロ

47
聖剣を抜けるのは勇者だけ。そんな聖剣を予想外の方法で手に入れてしまった盗人ソロと本来ならソロの代わりに勇者になるハズだったルーナ。一攫千金を夢見て聖剣を手に入れたソロが流されるままに勇者として歩き始め…ずる賢いを形にしたようなソロとトロ助(聖剣)とのコミカルなやり取りがハードなストーリーとミスマッチなところが散見される。加えて終盤の展開は賛否が分かれるだろうな…続きを読むかは迷いどころ。 2025/11/12

よっち

26
逃げるが勝ちな生き方をしてきたはぐれ者ソロ。辺鄙な村にある聖剣の噂を聞き、姑息に盗んで売ろうと企んだ彼が、勇者と呼ばれる王女ルーナと出会うファンタジー。聖剣を騙る魔剣トロになぜか気に入られ、なし崩し的に勇者とされてしまったソロ。トロからは逃亡を囁かれる一方で、勇気ある王女ルーナと出会い影響を受け始めた矢先に起きた衝撃的な結末。自らの無力を突きつけられたソロが、騎士ショルツと旅に出て、ルーナの妹ソアレや旧友のシスター・ヴァイスと出会う中、どうにもならない状況にそれでも懸命に抗った先に何が待つのか続巻に期待。2025/10/31

どんぐり@京都の何処かで

14
盗みで捕まり、出てきたばかりのソロは早速辺鄙な村にある聖剣を台座ごと盗もうと画策。うまくいくはずもなく」。だがなぜか聖剣は抜けてしまう。勇者ではない勇者が善意の仲間と共に魔王の軍勢と相対する物語。神様が良い仕事をします。終わり方好みです。ルーナと共に行くのかなと思ったらいきなり、そうなるかぁと。かなり駆け足のテンポで話が進むため、ん?な部分もありますが良きお話でした。2025/12/27

真白優樹

10
三百年前に女神により打倒された魔王軍が復活した世界で、はぐれ者の青年が、魔剣を引き抜いて始まる物語。―――世界の為、希望という嘘を背負い逃げる事勿れ。 割と容赦のない世界の中、ついてしまった嘘を背負い込み、ひとひらの善性で絶望に立ち向かっていく物語であり、重厚で骨が太目なファンタジーが楽しめる物語である。望んだ奇跡は一度だけ、勇者ではないからこそ選んでしまった選択肢。その嘘を抱え、後悔を突き付けられるであろう道を行く。その果て、青年は世界を救える日が来るのだろうか。 次巻も勿論楽しみである。2025/11/02

MoriTomo

8
はぐれ者の主人公がとある村で剣を引き抜いたことから始まるファンタジーで、勇者とは異なる立場から葛藤に抗う姿や、出会った人々との関わりが印象的でした。 剣や王女との出会いをきっかけに後戻りできない運命へと踏み出していく展開は、某勇者ファンタジーとは一味違う面白さがありました。また、一見モブキャラのように見える主人公が徐々に人間味を見せていく描写も良く、壮大な物語としても楽しめました。2025/11/08

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