住みたい街の東京史

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住みたい街の東京史

  • 著者名:青山誠【著】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 彩図社(2025/10発売)
  • ポイント 16pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784801307971

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内容説明

《江戸時代版・住みたい街ランキング!?》

身分別に居住地を厳密に定められていた江戸時代、庶民に与えられた土地は江戸市中のわずか15%しかなく、その大半が環境劣悪な低湿地だった。狭い長屋は日当たりが悪く湿気が充満している。大雨が降れば道は川のようになって家の中まで水浸し、燃えやすい木造住宅が密集する街は常に大火事の危険もあった。

不快なだけではなく危険な場所なのだが、当時は大半の人々がそれで満足していたようである。勝手に居住地を選ぶことのできない時代、そういったことに不満を抱くような思考が欠落していたのかもしれない。

たとえ居住地域を厳しく制限された状況でも、人々は選択可能な範囲内で、自分にとって最も居心地の良い場所を探して住んでいたと考えると……江戸時代に住みたい街ランキングなんていうものがあれば、どんな結果になっていただろうか?

さらに居住地が自由に選べるようになった維新後、郊外の住宅地開発がさかんになった関東大震災後、団地が林立するニュータウンが次々に造成された高度経済成長期、そして、都心部の駅前に超高層タワーマンションが建つようになった現代と……東京は激しく変化しつづけている。

100年前まで、いや、それよりもさらに昔の江戸時代にまで遡って、それぞれの時代に生きた人々の「住みたい街」を調べてみようと思う。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

マカロニ マカロン

16
個人の感想です:B。1603年から2025年までの東京と周辺部の住みたい街の歴史。江戸開府の頃は江戸城周辺は日比谷入江に囲まれていて(名残が「和田(わだ=海)倉門」、隅田川を挟んだ両岸の湿地が便利だった(東高西低)。やがて大名屋敷が山の手や品川方面に建ち徐々に朱引きの外に広がっていく。明治維新後東京の人口は急減するが、明治中期には回復し、東急等の開通で郊外が発展し、関東大震災で新宿以西仁住宅地開発。空襲後は下町の住宅が足りず、多摩地区に広がっていった(西高東低)。興味深いが、期待していた内容とはズレていた2026/03/23

お抹茶

3
江戸から令和までを辿る。明暦の大火で市街地が拡張し,大名屋敷や自社の再編が行われ,隅田川の対岸に旗本屋敷が広がった。大名の下屋敷で人気だったのは品川。関東大震災後に,安全で衛生的な山の手や武蔵野台地で家を購入する人が増えた。大正時代には華族の屋敷が郊外に移住し,豊多摩郡や荏原郡は上流階級が住む場所というイメージに。1960年代の十年間で東京の地価は高騰し,中流階層向けの郊外の宅地開発が盛んになった。横浜はみなとみら21の誕生で住みたい街の常連になった。東日本大震災後は,都心が安全として都心回帰は堅調。2026/03/14

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