内容説明
杉良太郎、芸能活動60周年記念出版
歌手、役者として芸能界を牽引。
社会福祉、国際交流の最前線にも
身を粉にして立ち続けた。
お客様を喜ばせること。
苦しむ人々に手を差し伸べること。
人のために何ができるか。
自分の幸福より
他者のことを考え続けた
「献身」の日々――。
杉良太郎の血肉となった
出会いと別れ、心震わせた言葉で綴る。
全てに命懸け
真っ直ぐな生き様の軌跡。
第一章 夢を追い続けた日々
◎理由なき涙、ふがいない涙、力なき己への悔し涙。
◎命懸けの仕事を一緒にやるべき人か見極めよ。
◎夢や希望を売り物にしながら汚い芸能界。これでいいのか!
◎切っ先三寸、「リアル」に人は感動する。
◎一生懸命の木に、花も咲かなきゃ実もならぬ。それでいいのだろうか。
…ほか
第二章 出会いと縁
◎志を立てても恵まれない者がいる。彼らにこそ手を差し伸べよ。
◎死を前にした人は、本当の心の中を伝えておきたくなるのかもしれない。
◎「生きるということ むずかしきしぐれかな」
◎「ありがとう。〝男の花道〟だね」
…ほか
第三章 社会のためにできること
◎世の中の辛酸をなめつくしてきた者の言葉を聞いたことがあるか。
◎刑務所は社会の縮図である。
◎人間にとって煩わしいのは、毎日「考えること」だ。
◎「心で覚えています」
…ほか
第四章 「杉良太郎」の思考
◎この国には「自己責任」が足りない。
◎「あんたは目が見えなくとも、耳は聞こえる。しゃべる口だって持っている。世の中にはそれさえ持っていない、そんな人間がたくさんいるんだ」
◎利益追求に走る者ほど、本質を見失いがちだ。
…ほか
第五章 肉体と命のある限り
◎励ましの言葉が奇跡を起こすことがある。
◎楽しいという気持ちが細胞を活性化させ、若返っていくのだ。
◎「私は騙されない」と思っても、誰もそれを保証してはいない。
…ほか



