月と地球の進化論

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月と地球の進化論

  • ISBN:9784621311875

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内容説明

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有人月探査のアルテミス計画が進められ、日本人宇宙飛行士初の月面着陸が現実味を帯びてきた昨今、月への関心は益々高まってきている。本書は、サイエンティフィック・アメリカン誌の寄稿編集者でありスミソニアン航空宇宙社などに多く寄稿するレベッカ・ボイルにより、月の進化や地質学から、人類の進化や文化・環境への影響まで、わかりやすく論じていく。月に影響された古代の天文学者や、ヨハネス・ケプラーをはじめとする科学革命の主要人物も紹介している。月の重力は地球の軌道と気候を安定させ、原始の海の表面に栄養分を引き寄せ、そこで複雑な生命の進化を育んだ。月の持つ美しさはさることながら、文明や歴史的出来事に多大な影響を与えてきた満ち欠けの重要性や、月が地球上の生命をどのように形成してきたかについて科学と文化史の巧みな融合により、生物学的・文化的進化に果たした役割を解き明かす。

目次

序章
第Ⅰ部 月はいかに誕生したのか?
1章 別世界
2章 天地創造
3章 地球の伝記作家
第Ⅱ部 月はいかに私たちを誕生させたのか?
4章 月と種の起源
5章 時間のはじまり
6章 文明の夜明けと天文盤
7章 天空の飾り
8章 月からはじまる宇宙論の変遷
第Ⅲ部 私たちはいかに月をイメージしてきたのか?
9章 私たちの目に映る月
10章 心の旅
11章 イーグル号と聖遺物保管庫
12章 8番目の大陸
謝辞
おもな参考文献
索引
原著者/訳者紹介

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