角川文庫<br> 果てしなきスカーレット

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角川文庫
果てしなきスカーレット

  • 著者名:細田守【著者】
  • 価格 ¥946(本体¥860)
  • KADOKAWA(2025/10発売)
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  • ポイント 240pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041156636

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内容説明

叔父に愛する父を殺された王女・スカーレットは、復讐に失敗し、《死者の国》で目を覚ます。略奪と暴力が荒れ狂う世界で再び復讐を決意した彼女の前に、現代の日本からやってきた看護師・聖が現れる。敵味方関係なく手を差し伸べる聖の優しさに反発しながらも、理想の地「見果てぬ場所」を目指してともに旅をする中で、スカーレットの心は大きく揺らいでいき……。“生きる意味”を問う感動作、細田守監督書き下ろしの原作小説!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

海猫

64
アニメ映画の公開前に刊行された細田守監督による小説版を読んでみた。これまでの作品群と比べると暗くて重い世界観なので少し驚く。中盤ぐらいまでは簡潔な語り口が合っていて渋いファンタジーとして好みだった。途中から登場人物たちが歌ったり踊ったりする場面が多くなるのでこの辺、映画ではミュージカル的な演出をしているのだろうか?後の方になるにつれ、テーマ性がどんどん前に出てくる。問いかけとしては興味深いがストーリー上、出てきた結果がなんか浅い気がした。映像表現だとまた印象が変わるかもなので機会があれば映画も観てみたい。2025/11/04

24
映画公開前に原作を。これは何と言うか文字より映像で観る方がいいかもしれないなと感じた。ストーリーとしては、亡き父親の仇を討つために復讐に生きる王女スカーレットと看護師の聖の物語で、今までの細田守監督の作品を全部しっかり観たことがなかったけれど、ダークファンタジーという点がとても斬新だった。2025/10/25

イトノコ

21
デンマークの王女スカーレットは父から王位を簒奪した叔父に復讐を企てるも失敗。「死者の国」に堕ちる。そこにも仇である叔父がいると聞いた彼女は当てのない旅に出る。/ネットで散々叩かれていた映画、観に行ったが普通に良かったが。キャラの心情や行動原理が分からないって意見は悪いけど読解力不足では。確かに映画は説明不足の感は否めないが、古典に疎い自分でも想像で十分補える範囲。王女としての立場に縛られていたスカーレットが、ひとりの人間としての自分を見つめ直していく過程は、やりたい事を見失う現代にも通じるテーマと思う。2025/12/24

栗山いなり

11
父を殺されたスカーレットが復讐に失敗して目を覚ました死者の国を旅する映画のノベライズ。うーん…映画の欠点と言われてた要素のいくつかは当たっていたけどいくつかは外れていた気がするノベライズでひょっとして映像表現の方に問題があったんじゃないか?と思えるくらいにはつまんなくはない作品だった、と思う2026/01/02

チサエ

11
こういう世界観、大好きです。重く、くるしく、つらく、でもかすかに光もある。愛とは。生きるとは。ゆるしとは。聖がいてくれてほんとによかった。そして世界は続いていく、決意と共に。映画、観に行きたいなあ。2025/11/09

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