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内容説明
今や国民病のアレルギー。患者増加の謎に迫る有力仮説とは? 最新研究で見えてきた発症の「しくみ」、そして治療の「現在地」まで、日本のアレルギー研究を担う19人の専門家が丁寧に解説! 科学に基づく「今知るべき知識」をまとめた決定版!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
mae.dat
262
アレルギー症状の多様化やそれを患う人が増えている印象を受けています。なんだか不思議。それは亜社会性を獲得した副産物なのか、進化の過程で獲得するべくして備わったものの暴走なのかと思ったのですが。正にその両方なのかも。アレルギー症状が発現するメカニズムは複雑で、何に対処したら良いと一側面だけを捉えても上手く行かなそうで大変難しい。人は環境を変えながら生活の質を向上させてきました。それに依ってアレルギーが顕在化したのかも。アレルギーを抑え込む事は難しいけど、それと向き合う社会構築を必要としているのかな。2026/05/01
trazom
114
愛犬が動物病院でアレルギーだと診断され、慌てて俄か勉強。免疫のメカニズムをきちんと説明した上で、器官別、アレルゲン別に詳述されている。アレルギーは「間違った体の反応」ではなく、私たちの体に備わっていた免疫反応が現代社会との間でミスマッチを起こした「社会的疾患」だとして、自然免疫と獲得免疫の関係、ゲノムワイド関連解析の先進性、アレルギーが増えた理由(衛生仮説や上皮バリア仮説)なども丁寧に説明されている。腸内細菌の多様性とアレルギーに深い関連があることも理解した。文章も親しみやすく、とても親切な一冊。2025/12/04
ナミのママ
34
国民の2人に1人がなんらかのアレルギー疾患を抱えているといわれている現代。花粉症、食物アレルギー、アトピー性皮膚炎、アレルギー性結膜炎、喘息、蕁麻疹。…アレルギーとは何か、アレルギーはなぜ増えた?、ストレスでもアレルギー反応が起こる「ふしぎ」、大人になってから発症する人がいるのはなぜか?、次世代の治療計画はどこまで進んでいるのか、「仮説主導型」から「データ駆動型」へ。19人の専門家による解説。2025/12/13
羊山羊
19
現代で増えてきているアレルギーについての解説書。現代の私達は一度手に取って読むべき価値ある本と思う。アレルギーというものが、相当複雑な要素が入り混じって発病する、非常にやっかいな病気であることが身にしみる。また、アレルギーが現代において増えているとされる理由についても、よく言われる「自然と触れあれなくなったから」の他にも、上皮バリア破壊説」など、検討しないといけないことが多々ある現状にもビックリ。2025/12/21
mim42
9
入門書としてはかなり詳しくわかりやすいイラストも豊富。だが、反応の仕組みや物質名なども含め、そこまで詳しい情報は逆に素人の把握障壁を上げる。正直読み進めるモチベーションがイマイチだった。私の興味関心と集中力の問題。本書を読んだことをきっかけに、素晴らしい未来のアレルギー学者が誕生することを願おう。2025/12/25




