内容説明
警察の包囲網を潜り抜け、負傷したまま行方をくらませた天才詐欺師・淡野の行方を追う神奈川県警。特別捜査官の巻島は淡野逮捕への糸口をつかむべく、再度配信番組への出演を試みる。一方、淡野を殺す指示を出した〔ワイズマン〕は、横浜へのIR誘致に向けて魑魅魍魎の政界へ介入していく。そしてついに暴かれる一連の事件の黒幕の正体――巻島は県警を翻弄した巨悪を逮捕することができるのか。堂々のシリーズ完結編!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
W-G
551
物語内の時間は一作目から2〜3年しか経過していないはずなのに、フォロワーとかインフルエンサーという言葉が当たり前のように出てくる違和感。当時はまだガラケー使ってネット配信なぞ皆無だったような⋯。前作でようやく姿を現したラスボスである、ワイズマンとの対決。読んであおる最中は夢中。しかし読み終わってみると、敵役としてリップマンを超える存在感はなく、落ち目でツキに見放されていることに気づいていない裸の王様のような描写と末路が物足りない。梅本パートが最も良いだけに、前作までをおさらいして間を置かずに読む方が良い。2025/11/08
starbro
199
雫井 脩介は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。「犯人に告ぐ」シリーズも読み続けて第四弾にて完結篇?となります。今回は、政治色多め、社会世相を反映した内容でした。 https://www.futabasha.co.jp/book/978457524848700000002025/12/04
タックン
115
シリーズが長くて前作すっかり忘れてた。(リップマン)の正体より(ポリスマン)(ワイズマン)は誰?が中心。途中までずっと横浜IR事業の利権を巡るワイズマン・黒幕と政治家・官僚たちの暗躍の話だった。ネットテレビ出ててY、sって言葉まで出てたのにワイズマンに気がつかない巻島にイライラした。 地道な捜査とネットテレビの効果で後半一気にポリスマンとワイズマンが炙り出されて、最後はあっけなかった印象。奨学金貰ってた貧乏学生だったから梅本のことが気になった。2026/02/17
ゆみねこ
83
前作から時間を置きすぎて読み始めはストーリーを追うだけで中々乗れず。姿を消し生死不明のリップマン、早々に正体が割れるワイズマン、そして誰なのかが分からず作品のキーになるポリスマン。兼松こと梅村や手配師の越村が登場しなければ、途中でリタイアしようかと思った。決着のつけ方はモヤモヤ、巻島さんにもっとガツンとやって欲しかったかも。シリーズ一気読みの方が楽しめると思う。2026/01/08
ごみごみ
67
シリーズ第4弾にして完結編。やっと!長かった・・という印象。物語の時系列的にはそんなに経ってないんだろうけど、前作読了から5年以上。もちろん詳細を覚えているわけもなく、かといって3作品を読み返す気力もなく💧なんとかなるさと強引に挑んだので、正直大筋を思い出すのが精一杯。登場人物もこんなに多かったっけ?そしてこんなに複雑だったの!? それでも中盤以降は面白くなり没頭出来た。そうそう小川、こんなキャラだったな←そこだけはちゃんと思い出せた。※これから読む方にはおさらいしてからをオススメします!2025/11/11




