ハヤカワ文庫JA<br> ガールズ・アット・ジ・エッジ

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ハヤカワ文庫JA
ガールズ・アット・ジ・エッジ

  • 著者名:犬怪寅日子【著】
  • 価格 ¥1,100(本体¥1,000)
  • 早川書房(2025/10発売)
  • ポイント 10pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784150316068

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内容説明

ボーイを殺した女の子たちのピンサロ・クライム・ノワール

真夏のピンサロで黒服の男が殺害された。四人の風俗嬢と一人のボーイは共謀し、死体を埋めるため逃亡する。男を殺したのは誰か?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

22
奪われつづけてきた人生。あの夜4人のピンサロ嬢と1人のボーイが黒服の死体とともに消えるクライム・ノワール。真夏のピンサロ店で黒服の男が殺され、現場に偶然居合わせて死体を山奥へ遺棄する計画を立てた4人の嬢とボーイ。誰が男を直接的に死に至らしめたのか?誰が誰のために嘘を吐いているのか?この事件をきっかけに受け身だった彼女たちが自らの人生を取り戻すために立ち上がる展開で、彼女たちの言動の端々に自分であることの困難さが滲み出ていて、曖昧な世界でそれでも懸命に生きようとする彼女たちの姿がなかなか印象的な物語でした。2025/11/26

くさてる

13
「羊式型人間模擬機」が素晴らしかった著者で、まったく方向性が違ったこの小説もまた面白かった……と言いかけて、いや、そこまで方向性は違わないのではと思ったり。起きる事件はたった一つ、ほぼ一夜の物語。けれどその中は濃密で刹那で苦しい。もっといろんなこのひとの小説が読みたいな。2025/12/01

かさい

5
「金がないから風俗」って安易さがなくて、生きる上で必要なつながりとか充足感を埋めることを仕事に暗に求めているような描写の切り口が好きでした。 ラストシーンの車の中で話すセリフだけで5人の誰が話してるかがすぐ分かるほどの強烈なキャラクター性がありつつも、キャラクターをただキャラクターで消費しないでその人間味を深掘りするような賞の構成と時間推移に則ったタイトルのつけ方がよかったです。 ある意味最初からオチは分かっているのに悲壮感に振れ過ぎないところも含めて上手い小説だなと。2025/10/29

YSHR1980

5
真がニコの絵で世界を理解する場面めちゃくちゃ良かったな。彼女たちの痛みも希望も彼女たちのものでしかないのだけれど、それでもどうにか生きていて欲しいと願うばかりだ。2025/10/27

雫川

2
羊式型がとても好きで、こちらの作品も購入してみた。キャラクターや展開が好みだったので、コミカライズの発売も楽しみ。それぞれのすれ違いから生まれる挙動やその垣根を越えて(時には超えるよう努力して、共有することに愛を感じて)、既に終焉の決まった逃避行が始まり、案外終わり方はスッキリしている。しかしその逃避行コミュニティから外れた彼ら彼女らの幕間もあり、とても良かった。2025/10/26

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