岩波ブックレット<br> キャラ化する/される子どもたち - 排除型社会における新たな人間像

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岩波ブックレット
キャラ化する/される子どもたち - 排除型社会における新たな人間像

  • 著者名:土井隆義【著】
  • 価格 ¥627(本体¥570)
  • 岩波書店(2025/10発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784000094597

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内容説明

価値観が多元化した社会で感じる閉塞感.「優しい人間関係」のなかで排除におびえる恐怖感.ケータイやネット,家庭から学校といった子どもたちの日常は,過剰な関係依存で成り立っている.子どもたちにとって,現実を生き抜くための羅針盤,自己の拠り所として機能する「キャラ」.この言葉をキーワードに現代を読み解く.

目次

第一章 コミュニケーション偏重の時代
1 格差化する人間関係のなかで
「圏外」表示による不安/世界から消去された感覚/カースト化する人間関係/「優しい関係」の広がり
2 コミュニケーション至上主義
画一性から多様性へ/強まる人間関係の拘束力/コミュニケーション能力の専制/フラット化する交友関係
第二章 アイデンティティからキャラへ
1 外キャラという対人関係の技法
同質的な関係への憧憬/キャラクターからキャラへ/不透明な関係の透明化
2 内キャラという絶対的な拠り所
生まれもった自分への憧憬/成長しないキャラクター/人生の羅針盤としてのキャラ/新しい宿命主義の登場
第三章 キャラ社会のセキュリティ感覚
1 子どもと相似化する大人の世界
フラット化する親子関係/サービスとしての学校教育/「指導」から「支援」へ/モンスター・ぺアレントの含意
2 子どもをキャラ化する大人たち
『砂の器』にみる犯罪者像/キャラ化される犯罪少年/包摂型から排除型の治安へ/ケータイ規制という圏外化
第四章 キャラ化した子どもたちの行方
閉塞化するコミュニケーション/キャラ化した自己が傷ついたとき/「確固たる自信のなさ」の蔓延/「不気味な自分」と向きあう力

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