内容説明
法社会学の基礎的な考え方を丁寧に説いた,定番テキストの最新版。我が国の法制度に対する著者の見方を明確に示し,現代社会の中での法の「今」を最新統計とともに描く。巻末では章テーマごとに参考文献を詳しく紹介し,より深い学習をサポートする。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
大先生
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日本は行政優位で「小さな司法」の国。2001年からの司法制度改革は「法の支配」の貫徹という理念の下に統治の構造を変えていこうという試みでした。ただ改革が全て上手くいっているわけではなく、法曹人口も当初の想定より少ないまま。「法の支配」を隅々まで行き渡らせるのは非常に困難ですね。本書では民事司法、刑事司法、行政の各過程について、現状はどうなっているかを簡潔に解説してくれています。法学部生向けの本ですが、警察が酔っ払いの喧嘩をなるべく刑事事件にせずに処理しようとする背景などは一般の方にも面白いと思います。2025/11/22




