内容説明
「本当に何とかしなさいよ、リオン!!」
ユリウス襲撃事件の首謀者として、公開処刑が決まったクラリス。
彼女が無実であることを知っているリオンとマリエは救出を計画するのだが、ルクシオンは『優先度が低い』と協力を拒否。
仕方なく地道な聞き込み調査を進める二人を呼び止めたのは、リオンが尊敬してやまない師匠こと、学園のマナー講師だった。
師匠にクラリスの父親であるバーナードを紹介され、嫌な予感を抱きつつも明かされたのは権力闘争という王国の暗部。
かつてない事態に覚悟を決めるリオンだったが、その裏では聖女の怨念に支配されたオリヴィアの恐るべき計画が動き出していた――!
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- 洋書
- 1984