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内容説明
誰しも「長生きして眠るように死にたい」と願うものだ。「老衰」という言葉には、天寿をまっとうし、安らかに亡くなるイメージがある。だが、そもそも老衰とは何なのか。病気で亡くなるのとはどう違い、また、それは叶えられるのか――。本書では現役の医師が、老衰の実際、老衰を加速させないための具体的な医学的知識をわかりやすく解説。老いの旅路を幸せに歩むために必要な3つの力の大切さについて、事例を交えながら伝える。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
カツ
9
とりたてて目新しい情報は無かったな。幸せな老衰のためには、諦める力と丁寧に過ごす力と誰かを頼る力の三つが必要となるそうだ。健康長寿には、自分の歯で食べられること・自分の足で歩けること・自分の頭で考えることが鍵となる。因みに厚労省の定義だと老衰とは「他に原因が見当たらない自然死」だそうである。2026/01/20
ヨハネス
7
病名がなく老衰で死ねたら理想だと思っていたが。老衰と病気を厳密に区別するのは高齢になるほど困難。とわかれば、どっちでもいいじゃないかと思えてきた。幸せな老衰のためには「諦める力、丁寧に過ごす力、誰かを頼る力」。このように何かを3つ提示するのがとても上手いと思う。医療スタッフには弱音を吐いてよい。希望も言える。無理に自宅で看取られずとも病院や施設にも平穏な最期を支援してくれるところがあるとのこと。その探し方がわかれば最高なんだが。最期に病院に搬送だけはされちゃいけないと思い込んでいた。ただ病院では我慢は必要2025/12/13
smatsu
4
年末に実家に戻るにあたり半分は老親のため、半分は自分のための備えとして読んでみた。良さそうな内容だったら親に渡して読ませようかと思ったがちょと難しすぎると思ったので断念。内科医の著者が、読者が老いるときにいかに親族や医療関係者や社会と関係を築き、そして利用もしつつ病気や死に向き合っていけばよいかという視点から真摯に書かれた本だと感じました。様々な事例の具体例も豊富で、とても勉強になる。癌と内臓疾患とフレイルという3種類の死に方の類型を見ると、実は癌が一番苦しむ時間が短くて幸せなのかもしれない…2025/12/31
津見佐飛
0
自分にとっての「老衰」とは何か、よりよく理解して向き合う事で、自分が理想とする望み通りの死に至れるのかも知れない。ただ、辿り方は本当に個人個人で千差万別のようで、理解しているつもりでも実際にどうなるかは分からないし難しい事だと感じた。2025/10/26




