内容説明
40億年前にDNAが誕生し、ニューロンが発生して脳になり、やがて人間の脳が言語を発明する……生命の壮大な歴史を、AIの最新の研究成果と比較しながら辿り直し、5つのブレイクスルーが知性を発展させてきたことを解き明かす。そして今、「第6のブレイクスルー」が目前に迫る――。異能のAI起業家が到達した「必然的ビジョン」。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
mim42
19
生命・神経・脳・知性の進化について、これまでの知見を横串に貫く本を探していたが、本書はまさにドンピシャ。著者の「その道のスペシャリストというわけではないが、無関係な素人でもない」という立ち位置も絶妙な視点を与えている。本書では、40億年の生命史を「操縦」から「強化」「シミュレーション」「メンタライジング」を経て「発話」に至る5段階の知性獲得プロセスとして体系化。脳機能は入れ子構造で進化。DNA主導の生物学的進化と、言語獲得後の爆発的な文化的進化の二幕。現代AIの課題たる他者理解や意識の起源にも示唆的。2025/12/16
izw
4
図書館から借りた本だが、2章まで読んだところで返却することになった。知性が発展するための5つのブレークスルーのうち、「操縦」と「強化」まで読んだ。蔵書3件に対し、予約が43。いつになったら続きを読めるだろう? 今月は読みかけで返却せざるを得なかった本がこれで3冊目。2026/03/28
Masa
1
・知性は一気に生まれたのではなく、段階的な5つのブレイクスルーで進化した 1)操縦: 行動を制御する、動くための知性 2)強化: 良い悪いで行動を選ぶ、価値に基づく意思決定 3)シミュレーション: 頭の中で未来を試し、予測する知性 4)メンタライジング: 他者の心を推測する社会的知性 5)発話: 知性を共有、外部化 ・人間の脳は完成品ではなく、古い仕組みの上に積み重なった構造 ・AIはこの進化を再現しつつあり(心を持つ(メンタライジング)まであとわずか)、第6のブレイクスルー(人工知能)が目前2026/04/11
地蔵
0
タイトルから想起されるAIの技術解説書ではなく、生物、とりわけ人間の知性がどのように成り立ってきたのかを解き明かそうと意図した著作と読んだ。著者は、現時点のAIの到達点と生物的知性の違いを解明するために、生命が知能を獲得した歴史をたどっていく。脳を持つのは左右相称動物だけである、といった進化の分岐点に関する記述はとても興味深いものだ。後半は専門性が増し難解な部分もあるが、予備知識がなくとも愉しめる。AIの未来、そして人間とは何かを考えるための参考になる一冊。2026/04/29
精神崩壊
0
シンギュラリティはすでに起こっていた2026/04/18
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