ちくまプリマー新書<br> 選ばない仕事選び

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ちくまプリマー新書
選ばない仕事選び

  • 著者名:浅生鴨【著者】
  • 価格 ¥935(本体¥850)
  • 筑摩書房(2025/10発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784480685391

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内容説明

(1)仕事選びに正解なんてない。仕事に触れ、仕事とは何かを少しずつ知り、自分の好き嫌いや向き不向きを知っていく。でも、何を選んでもたいして変わらない。それを知っていれば、急いで選ばなきゃと焦る必要もなくなるはず。どれを選んでも、多分、だいじょうぶ。 (2)将来のことなんて何も考えず、行き当たりばったりに生きてきて、仕事なんてやりたくないと今でも思いつつ、それでも何となく楽しく毎日を過ごしている僕自身について書こうと思う。仕事や働き方について僕がどう考えているのかを、そして、これまでどんなふうに僕がいろいろな仕事と出会ってきたのかを、君に伝えてみようと思う。もちろん僕だからこうなったわけで、君も同じようになるとは限らない。僕と君とは違う人生を歩んでいるわけだからね。それに、なによりも、大人のアドバイスは真に受けちゃいけないからね。 (3)出会った時が仕事の始まり 世の中にあるほとんどの仕事を僕らは知らない。だから、まだ決めなくていい。 【目次】Ⅰ 仕事について考えてみよう/Ⅱ どうやって仕事に出会うの?/Ⅲ 働かなくても生きていける?

目次

I 仕事について考えてみよう/仕事なんてやりたくない/仕事が僕を選んでいる/仕事って何なのさ?/仕事と職業って違うもの?/仕事は世界を変えるもの/お金と仕事は無関係?/お金で仕事は変わらない/選択肢を増やす道具/仕事に選ばれたときに/仕事選びの要素を考えてみる/ミニコラム 白い手帳の喜び/II どうやって仕事に出会うの?/好きを仕事にしなくていい/仕事選びを焦らなくていい/やりがいは君のもの/仕事は人生の一要素/仕事選びに正解はない/作業と仕事/仕事は君だけのものじゃない/誰にでもできる仕事/仕事のことは後回しに/正解は探さなくていい/ミニコラム 決め方を決める/III 働かなくても生きていける?/将来を決めすぎない/働くのは当たり前じゃない/働かないと、僕たちは孤独になる/社会的な生き物/大人は仕事を知らない/始めはうまくいかない/やればやるほどうまくなる/仕事に似ているもの/選ばない幸せ、選ばない贅沢

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

あずま

2
正解しなくていい、後悔はするもの、失敗もつきもの。 中高生向けに書かれた文章でしたが、アラフォーにして、未だ迷い続ける私にも優しい文章でした。浅生鴨さんは個人的に、小説よりエッセイ?の方が読みやすいなあ。2025/10/11

hinotake0117

1
計画的偶発性理論を浅生氏流にゆるく伝えていただけている1冊。 自分が仕事を選ぶのではなく仕事に出会うのだ、と構えていると楽な気持ちで過ごせる。お金と仕事は別ととらえてやりたくないことをはっきり避けて方向性だけざっくり決めて進む。2025/10/14

Huy

0
鴨さんのやや斜に構えた仕事への向き合い方は、マッチョイズムにかぶれた私には深く刺さらなかった。恐れ知らずの若い世代は同じような感想を抱くのではないだろうか。ただ、鴨さんも最初からあのようなスタンスだったわけではなく、若い頃の過労を経験して今がある、という情報を後から出されると、私の受け止め方も変わり、今仕事で負っている責任から少し解放されたような気がした。2025/10/14

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