幻冬舎文庫<br> 拷問依存症

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幻冬舎文庫
拷問依存症

  • 著者名:櫛木理宇【著】
  • 価格 ¥847(本体¥770)
  • 幻冬舎(2025/10発売)
  • 読書週間の1冊を!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~11/3)
  • ポイント 175pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784344435063

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内容説明

廃墟と化したラブホテルで、男性と思しき全裸の遺体が発見される。所持品はなく、指は切断され、歯も抜かれ、身元の特定は難航。検死の結果、全て被害者が生存中の所業だった。あまりの惨忍さに「せめて怨恨であってくれ」と願いながら捜査に当たる高比良巡査部長らだったが、再び酷似した事件が発生する。これは復讐か、または連続快楽殺人か。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

いつでも母さん

120
くぅぅ・・依存症シリーズの第4弾!なかなか真千代は出て来ない。だが登場までの盛り上げ方がえげつない(褒めてる?褒めて良いのか?)不快と蹴られ殴られ抉られた痛さを怒りが凌駕する。「高比良~、おまえ・・」拳を握りしめたのは私だけじゃないはずだ。真千代は、この先どうするんだろ。次がシリーズ最終巻らしいから、VS浦杉?全面対決か?架乃を救えるのは誰だ?そこにあるのは愛だろうか。いや、そもそも救えるのか?くぅ、気になって仕方がない。2025/10/20

タイ子

68
何から書けばいいのか、何を書けばいいのか。拷問に次ぐ拷問。いっそ殺してくれといいたくなるようなグロさ。それを承知で読んでるアンタは何者?って自分に問い掛けたくなる。血は血を、暴力は暴力を呼ぶ。確かに…。せめて怨恨であってくれと思ってしまう刑事の願いに頷いてしまう。こんな惨劇現場を描きながら、読者はどこかで息のつける場面を待っている。真千代さんはどこにいる?どこで登場?これだけ残酷な場面の後で種明かし的な展開。そういうことだったのか、何という事を。。。次はどこで何を依存するのか真千代さん。2025/10/31

akiᵕ̈

26
これは依存症シリーズ過去最高の胸糞の悪さではないか!まさに拷問のオンパレードでその描写が生々しすぎて、うえっとなりながらも圧倒的なリーダビリティと結末への持っていき方が素晴らしく、最後まで読む手が止められない!前作からの浦杉親子のその後の展開、相変わらず裏で手を引く真千代の暴れっぷりも容赦ない!男性はどんな気持ちでこれを読むのだろう。とにかく不快極まりなく決してスッキリとはしない読後だけれど、期待を裏切らない振り切りぶりで次作への期待も膨らむ。2025/10/09

よっち

25
廃墟と化したラブホテルで発見された男性と思しき全裸の遺体。高比良巡査部長らが捜査に当たる状況で再び酷似した事件が発生するサスペンス小説。所持品はなく指は切断され歯も抜かれ、身元の特定は難航。しかも検死の結果、全て被害者が生存中の所業だったことが判明。脅迫されて協力させられる我孫子や高比良巡査部長、記憶を失ったミサといった様々な視点から浮き彫りにされるストーリーは壮絶で、裏で手を引く形で関わる彼女の存在感も効いていて、善意の行動が後から思わぬ悲劇を招いていたと知らされるのは、なかなかキツイものがありますね。2025/10/09

MINA

20
『殺人依存性』、『残酷依存性』、『監禁依存性』に続くシリーズ4作目。好きなシリーズなので期待していた。てっきり3作目で終わったような印象だったから嬉しい。発売後速攻で購入。ただ、『監禁依存性』や『殺人依存性』には及ばなかったかな。加害者の絶望が全く描かれてないので、物足りないのだと思う。浴室での鈴木による絶望の声、生の声なら緊迫感が倍増して良かったかな。相変わらず特にこのシリーズでの、残念なまでの糞男の描かれ方がかなりの極端なミソジニスト(女性蔑視者)っぷりで、もはや耐性ついてしまい抵抗感が薄れてたかも。2025/10/11

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