雨のやまない世界で君は

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雨のやまない世界で君は

  • 著者名:綾崎隼【著者】
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 朝日新聞出版(2025/10発売)
  • ポイント 18pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784022520937

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内容説明

隕石の衝突により、雨のやまなくなった北半球。高校生の娘・茜と母の小夜子は、ある事件をきっかけに、スラムで暮らす樹希と行動を共にするようになる。そんな折、政府は国を挙げて、ブリスベンに移住する計画を発表するのだが……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

えんちゃん

55
表紙が怖い。そして読んだ後はさらにこの女性が嫌いになった。ごめんよ。隕石が地球に衝突。以後ずっと雨が降り続く世界で、愛を貫いた女性の恋愛物語。隕石衝突系、流行ってますね。綾崎さんお得意の「誰」と「嘘」の謎に引っ張られ、気付けば一気読み。デストピアでも愛する心は決して消えない。それは生きる希望となる。わかるよ。わかるんだけども。振り回される男の方はたまったもんじゃないなぁと。2025/11/07

シャコタンブルー

54
もうすぐ隕石が地球に衝突する。そんな設定は何冊も読んでいるが、一風変わっているのはパニックにならずに平常通りに学校に通う生徒がいることだ。理解不能だが何となく分かる気もする(笑) プロローグと中盤までの展開に違和感を抱くが、次第に解明していく展開は鮮やかだ。極限状態におかれて初めて愛情の深さを認識する人もいれば犯罪に至る人もいる。希望を失った世界でも愛する人を思う気持ちは深い。生と死の狭間にゆれる人間ドラマだったが・・生きることへの渇望や信念があまり伝わってこなかった気がする。2025/11/05

アーちゃん

47
初出第一部・第二部第一話「小説トリッパー」、第二部第二話~終幕「Web TRIPPER」。2025年発行、初読みの作家。氷の彗星が北半球に衝突、その影響により雨のやまない世界となった日本。読みやすい文章と設定に手にとったけれど、第一部の高校教師相原が主人公のところまでは面白かったのに対し第二部、小夜子がメインになってからだんだん失速。大厄災の世界がどうも上っ面に思え、また小夜子の恋する思いがつらつらと書いてあるのだけど感情移入ができずむしろ娘の茜と樹希に同情を感じた。この話なら大厄災でなくても良いと思う。2025/11/08

和尚

38
面白かった!是非お勧めしたい一作 砕けた彗星が降り注ぎ世界的な災害が起こった後の世界。雨が止まなくなった日本を舞台に、災害直前直後の過去と災害から22年後の現在の視点を行き来しながら少しずつ全容が見え、そこから更に未来へと向かう構成。 ゆっくりとした絶望漂う空気の、それでいて滅びでは無い世界における、太陽の光を体感として知る世代と知らない世代を表しながら、それぞれの人を想う心と嘘。 のめり込むように読み進めて、心地よい終わり方が好きでした。懐かしくも花鳥風月シリーズを思い起こさせてくれる作品でしたね。 2025/10/11

rosetta

35
★★★★☆多分初読みの作家さん。もうすぐ地球に彗星が衝突し大勢死ぬだろうというタイミング。第一部は若い高校教師を誂って虐める頭と性格の悪い高校生とその手先にされた女子高生の話。教師に好意を寄せる振りをしているうちに本気になってしまう。二部では大災厄を生き延びた22年後、娘と二人で暮らす晶と隣の街区に住む少年の物語。大移住計画が立てられたが家族が離れ離れになる危機に。特に二部は優しさともどかしさと切なさが嫌味なく溶け合い、ラストには爽やかな感動も。ちょっと甘すぎる気もするけどたまには善意を信じるのもいい2026/01/13

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