内容説明
本書は、自己共感、他者への共感、そして世界への共感という三つの主要な側面を探求し、読者が実用的なスキルを身につけて、困難な状況に対処し、より充実した人生を送ることを目指している。特に、考えすぎを克服し、心(ハート)を基盤とした行動の重要性が強調されており、認知的、情動的、直観的、霊的という4種類の共感のタイプとそのバランスの取り方についても詳しく解説されている。
目次
序●ダライ・ラマ法王
第I部 自分自身を癒し,神経系を鎮める
第1章 「共感を使いこなす」とは? 最高の自分になること
第2章 共感という癒しのパワーに火を点す:考えすぎるのをやめて,心(ハート)を軸に行動する方法
第3章 自己共感を育む:優しさで自分を回復させる
第4章 障害を取り除く:感情を引き起こすトリガー,トラウマ,怖れを癒す
第II部 人間関係を癒す
第5章 共感的傾聴という高度な技巧:他者を支える場を保持する方法
第6章 家族や友人,同僚に対して(たとえ好ましくは思っていなくても)共感を実践する
第7章 健全に与える:犠牲になることも,過剰に助けることも,燃え尽きることもなくケアする
第8章 自己愛者(ナルシスト),社会病質者(ソシオパス),精神病質者(サイコパス):共感欠如障害とは?
第III部 世界を癒す
第9章 共感のこもったリーダーシップ:知性・理性が宿る心(マインド)と感情が宿る心(ハート)で先導する強み
第10章 許しのもつ癒しの恩寵:怨恨を手放し,共感を培う
第11章 あなたのことを大切に思っている:「私たち」のパワー
監修者あとがき●串崎真志



