波乱万丈な頼子

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波乱万丈な頼子

  • 著者名:真梨幸子【著】
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 中央公論新社(2025/10発売)
  • ポイント 18pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784120059537

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内容説明

法律事務所で事務職をしている高幡莉々子は、仕事の一環で見始めた、ある動画チャンネルが気になって仕方ない。
顔を隠した「頼子」という70代の女が、困窮した生活状況や波乱に満ちた人生を語る動画がどうにも鼻につくのだ。
おそらく投げ銭だけでも相当儲けているはず。

気になる、気になる、気になる! 

そんなちょっとした好奇心から、莉々子は次第に取り返しの付かない事態に巻き込まれていく……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

217
真梨 幸子は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。 本書は、シニアVlogイヤミステリ、波乱万丈な物語でした。私は、貧乏性なので、投げ銭なんて絶対やりません(笑) 私は、原則毎日図書館へ行って、3P(円)/日GETしています。 https://www.chuko.co.jp/tanko/2025/10/005953.html2025/11/10

イアン

160
★★★★★☆☆☆☆☆赤いゴシック体のタイトルが目を引く真梨幸子の長編。法律事務所に勤める莉々子が最近ハマった動画チャンネル。70代独身女性が顔を隠して波乱万丈な人生を語るその動画への興味が昂じるあまり、頼子と名乗る配信者の住所を特定し突撃するが――。視点は主に莉々子と、同じく頼子の信者である千栄子の2人に限られるため読み易いが、そこは殺人や自殺へのハードルが異様に低い真梨作品。気付けば死体の山が出来上がっている。「いくら何でも警察の対応がおざなり過ぎるだろう」というツッコミを真梨作品にするのは野暮である。2026/03/24

モルク

133
70代の女性のYouTube「波瀾万丈の頼子」にはまってしまった法律事務所勤務の莉々子。背景から自宅を特定し行ってみると…次々と出てくる死体。そして頼子はひとりではなかった。そのからくりとは…投稿動画を募集しそれを利用してもうけようとする輩、遺産目当ての行動もあり登場人物が比較的少ないわりには真梨さんらしく話はいりくむ。莉々子と同様に頼子に入れあげる千栄子。騙されているかもと少しは感じながらも投げ銭をやめられない。そこまでのめり込む千栄子が怖い。2026/04/19

ノンケ女医長

107
いろんな表現に無数の配慮が必要な時代だからか、これまでの残逆性はかなり控えめな読み心地。以前の真梨ワールドから、次の表現世界へ移行していかれるんだと思うと、仕方ないと分かりつつも、ファンとしては虚無感が残った作品。2026/05/10

タイ子

107
読んでいくうちに殺人事件なんかも起こってシリアスかと思えば笑いもある、最後に真梨さんだ~、イヤミスだ~って叫んでしまう作品。詳しく書くわけにはいかないので簡単に。70代の頼子と名乗る動画チャンネルに魅せられた弁護士事務所の莉々子。投げ銭で稼いでいるのが怪しすぎるとある作戦に出る。次々に出て来る頼子、そして次々死んで行く。何だ、これ?!頼子に執心する女がまた1人。タナカという女を探して辿り着いた先は…。ややこしく思えるでしょうが、ご心配無用。先に進むほどに真相が見えて来る、やがて最後にえーっ!ってなる話。2025/10/26

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