内容説明
税理士はなぜ、損害賠償請求を受けやすいのか!?損害賠償請求された裁判例を分析し、税理士に要求される注意義務の内容や程度を解明!業務プロセスの証拠化により損害賠償請求を防ぐ。
目次
第1章 税理士の損害賠償責任の法的根拠(税理士が損害賠償請求を受けやすい理由;税理士が損害賠償責任を負う法律構成 ほか)
第2章 税理士の損害賠償責任の判断の枠組み(税理士の損害賠償責任判断のアプローチ;契約が成立しているか ほか)
第3章 税理士に対する損害賠償請求の裁判例(契約の成否が問題となった裁判例―東京地裁平成12年6月30日判決(TAINS Z999‐0066)
業務範囲が問題となった裁判例(契約書が存在する場合)―東京地裁平成24年3月30日判決(判例タイムズ1382号152頁) ほか)
第4章 税理士に対する損害賠償を防止するために(税理士職業損害賠償責任保険(※2018年1月現在)
契約書による税賠防止法 ほか)
第5章 損害賠償請求を受けたとき(発覚の端緒;事実を確認する ほか)
著者等紹介
谷原誠[タニハラマコト]
1968年生まれ。明治大学法学部卒業。弁護士、税理士。弁護士法人みらい総合法律事務所代表社員。税理士法人プレシャス代表社員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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