内容説明
「読む」解像度が上がれば「書ける」ようになる!
作家は作品をどう読んでいるのか?──プロの書き手の読み方を知ることで、小説やエッセイ、漫画からウェブメディアでの執筆まで、書く技術を向上させよう
優れた作家になるための第一歩は、優れた読書家になること。プロの書き手が行っている「分析的読み方」を学ぶことで、自分の作品を書き出す一歩が見つかり、さらに書き手としてのスキルを高めることができる──そんな「書く」ための学びとなる読書術を徹底伝授。本書は、ジャンル、ナラティブアーク、キャラクター造形、語りの視点など執筆術の使われ方をひもときながら、現代の小説やノンフィクション、詩、SNS、ブログなどの豊富な引用例を繰り返し読むことで、創作に役立つ効果的な読み方(=精読)が自然と身につく一冊である。
【本書のポイント】
・すべての「書く」人に役立つ「読み方」がわかる
・創作理論が実際の作品にどう使われているかを学べる
・言葉にする力を育て、自作の文章に応用できる
・引用作品を多角的な視点から何度も読み込むことで、分析的読書の訓練ができる
・各章末に引用作品の考察のポイントと自作のための執筆のヒント付き
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
だいご
3
書くときに大事な視点を知り、それをもって読む方にも活かそうとするための本。シーンがいまいちなんなのかわかっていなかったけど、やっと意味がわかった。この辺りはバランスが大事だし、出版されている小説はどれくらいの割合がシーンに割かれているかを意識して読もうと思う。他にも一つの文章の中にいくつもの情報を入れるなど、読みやすい小説などには理由がある。これが文章を書く力なんだろうな。1章あたりは読みにくく、「ハズレか?」と思ったけど、全体的に学びが多くてよかった。2025/08/13
アルクシ・ガイ
2
最初のうちは「創作者を志す者ならこの程度は言われんでも分かっているのでは?」と首を傾げたが、「キャラの広告を書いてみろ」は、目から鱗だった。例によって図書館本だが、例によって手元にも欲しい。本棚も増やしたことだし、奮発するかな。2025/10/13
チタカアオイ
1
【図書館】2025/12/05
popota
1
創作者として、文章を扱っている身からするととても勉強になった。新しい発見から基礎的なものまで、幅広く網羅しているため、かなり面白く読めた。実践形式のページもあるのが面白い。2025/10/06
白鼠
0
「なぜその作品はそう書かれているのかを読み解けるようになれば、自身の作品制作にも活かせる」という観点から書かれた訳本。主に言語で読み書きするためのものだが、原語出版も最近のものなので、インターネットや視覚を伴うハイブリッドな媒体への言及もあるのが目新しい。 翻訳は丁寧で日本語話者に寄り添い、未訳作品も訳し収録してくれている。ただ、英語で書かれた海外の作品を取り扱っているため、私側の教養が足りず文化的・言語的に解しにくい部分があるのが悔しい所だ。 実際の作品も読みながら折りに触れて読み返したい。2026/01/03




