変わり者たちの秘密基地 国立民族学博物館

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変わり者たちの秘密基地 国立民族学博物館

  • ISBN:9784484221311

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内容説明

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世界最大級のコレクション数を誇る民族学博物館、通称「民博」。その背景にいるクセ強研究者たちの素顔と展示のヒミツ。

大阪吹田市、万博記念公園の敷地内にある国立民族学博物館(通称「民博」)。太陽の塔の背中の顔を眺める格好で、そのモダン建築は存在し、世界の民族の暮らしや風習を伝える資料が、収集・展示されている。世界最大級の収蔵点数は34万7000点! 1.5時間ほどで見学できると案内されている本館展示場の全長は5キロあり、歩いても歩いても終わらない。おびただしい数の仮面、民族衣装、世界のパンから、墓、仏像、謎の民具まで、「なぜこれを持ってきた?」と言いたくなるような資料が、ガラスケースなしの剥き出しで展示され、にもかかわらず、警備員はほぼ見当たらず、もっと言えば学芸員もいない。そう、民博には学芸員がいないのだ。じつは民博は「博物館」の名をした「研究所」なのである。展示の背景には人がいる。世界各国を舞台にしている民博の研究者(フィールドワーカー)たちの日常をフィールドワーク。世界初、民博の舞台裏に迫る1冊!


監修:樫永真佐夫
国立民族学博物館教授/文化人類学者 1971年兵庫県生まれ。2001年東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。博士(学術)。2010年、第6回日本学術振興会賞受賞。著書に『道を歩けば、神話 ベトナム・ラオス つながりの民族誌』『殴り合いの文化史』(左右社)他多数。2023年より『月刊みんぱく』編集長。ボクシング、釣り、イラスト、料理など、いろいろする変人二十面相。

著・文・その他:ミンパクチャン
ルポライター 市井の国立民族学博物館ファン。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Kazuko Ohta

46
勤務先が民博です。こんなところで個人情報を明かしていいのだろうかと不安がよぎりますが、まぁいっか。ご多分に漏れず私も小学生のときに遠足で来た口で、その頃はまさか自分が勤めることになるなんて思いもしませんでした。よく知った先生はすでに定年退官されていたりお亡くなりになっていたり(泣)。本作で紹介されている先生とはまだまだお話する機会が少なく、おおっ、こんな経歴の持ち主だったんだなどとわかって新鮮。あらためて話を聴いてみたいと思う先生多数。収蔵庫話、いくらでもできるけど、ここではコンプライアンス違反だ(笑)。2026/03/13

ダミアン4号

40
国立民族学博物館。総収蔵数は東博の10倍を誇る。大阪在住の小学生は必ずこの博物館を訪れる…うらやましい。博物館に展示されている品々は研究者の収集品。本書は世界各地で地道に研究を続ける研究者の活動に重きを置いた内容。その溢れんばかりの情熱は“神の啓示”を受けた使徒?熱中する様はさながら劣勢の騎士団を鼓舞し勝利に導いたジャンヌダルク!ただ一度も訪れた事のない立場からすると“展示品の紹介”が欲しかった。日常ではお目にかかる事のない不気味な?所蔵品…バックヤードでのオカルト譚とか…その手の話をもう少し聞きたかった2026/05/07

ちゃーびん

14
学者の現地でのフィールドワークの話や、展示物の保存の話などが面白かった。 覆面ライター?のミンパクチャン氏の学者の先生へのインタビューが太鼓持ち的なのが気になってしまった。学者自身はすごく魅力的にだと思うので、もっとフラットな関係性の方がより魅力が感じれたと思う。 こういったちょっと特殊な研究をしている学者の人達と飲みながら現地のエピソードを聞くと、めちゃくちゃ楽しいんだろうなあ。2025/11/23

nobu23

12
大阪にある国立民族学博物館で働いている研究者達の波瀾万丈な出自や研究、展示にかける思いなどが綴られた本。ぜひ一度行ってみたくなる想いに駆られる。 ただ、急に話が飛ぶのでもう少し研究者や、トピックで固めた方が読みやすいと感じた。2025/12/31

ののまる

11
めっさ夢中で一気読み‼️ ミンパクチャン、文章うまいな〜 そうそう、スニーカーで行かないと、大変なことになる民博。だいたい万博公園入り口からも、モノレールの駅からもかなりあるし。こういうぶっとびの研究所、ずっとずっとあってほしい。「一周遅れで先頭にいる」って言い得て妙。民博の映画イベントとか、400人分を紙で整理券くばって、結局階段に沿って延々とずっと並ぶアナグロ的な開催スタイルだったw ここに登場しない他の先生方の話も聞きたい。2025/12/14

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