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内容説明
日本絵本賞受賞・親子で読んでほしい絵本大賞受賞作『ねことことり』のもうひとつの物語 ―待望の続編!◆日本絵本賞受賞作『ねことことり』の待望の続編!◆作家・たてのひろしと、画家・なかの真実が再びタッグ。圧倒的なスケールと美しい細密画で贈る、珠玉のファンタジー。◆こぶしの枝を探し求める青い小鳥と、生まれつき匂いがわからない猫。通い合う心、つながる命―その先に芽吹く未来とは? 前作『ねことことり』と対になる本作は、小鳥の視点から描かれており、二つの作品を通して、世界がより豊かに広がります。あおいことりは たいせつな いえをつくるために、もうなんにちも もりからもりへ こぶしのこえだを さがしまわっていました。けれど、こぶしの木は きりたおされ、こえだはどこにも みつかりません。そんなある日、ねこにであい……。日本絵本賞受賞作『ねことことり』の待望の続編。圧倒的なスケールと美しい細密画で、通い合う心、つながる命―その先に芽吹く未来をあたたかく描きます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
やすらぎ
162
もりのそこかしこからたくさんのとりのこえがしてきました。よるがあけます。東雲が嶺を染める見開きの絵に冒頭の言葉が添えられている。あおいことりが慌てて飛びまわり、針葉樹が覆いつくす山ではなかなか手に入らないものを探している。香りに誘われて近づいていくと、「ねことことり」の絵本の世界と結ばれていく。ねことことり、各々の視点から描く2つの本がとけあって、忙しさに忘れがちな互いを想いあう気持ちの大切さを思い出させてくれる。時とともに刻まれる心情が華麗に描かれている。花の香の結末は切ないけれど希望はつながっていく。2025/09/06
starbro
161
たての ひろし、2作目です。日本絵本賞受賞作『ねことことり』の続編、今回は、あおいことり目線、美しい細密画とシンプルながら温かいストーリーでした。 https://books.sekaibunka.com/book/b10144253.html2025/12/15
☆よいこ
100
絵本『ねことことり』と対になる▽あおい小鳥は卵を産む番のために、こぶしの木の枝を探している。なかなか見つからない中必死で探して、ねこの仕事場にたどり着いた。小枝を束ねる仕事をしているねこに頼み込んで、毎日一本だけ枝を分けてもらう。あおい小鳥はねこの仕事場に通い、やっとのことで巣を作り上げた。卵からひなが生まれ、小鳥は子育てに忙しくねこに挨拶にも行けなかった。ひなが大きくなり、小鳥はねこのために薬草を運ぶ▽思いやりの物語。繊細なタッチで描かれた小鳥が可愛い。2025.10刊2025/12/06
ぶんこ
62
「ねことことり」のことり目線からの絵本。細密画とも思える絵が素晴らしくて観入ってしまいました。ことりさん夫婦には、まもなく子どもがうまれます。お父さん鳥は巣作りに必要なコブシの小枝を探していますが、なかなか見つかりません。やっと見つけたのは猫の家。猫はお仕事でコブシの小枝を集めているのです。お父さん鳥の気持ちがわかる優しい猫さん。一日1本と決めて譲ります。この猫さん、鼻が悪い(匂いが分からない)と知り、無事出産した鳥さん家族で遠くまで匂いが分かるようになる紫の花をつんで届けます。思いやりが温かい本。2025/12/16
ままこ
61
幸せを運んできてくれそうな、このまま飾りたくなる美しい表紙。『ねことことり』と対になる絵本。ことり側の視点。無事に巣作りができ、ひなもスクスクと成長して…。なかの真実さんの精密で美しくファンタジックな絵に惹き込まれる。構図も絶妙で、隅々まで宿る自然の息吹を感じられる。草原を生き生きと舞うことりたちの様子が素晴らしい。思いやりと友情の物語。本当に欲しかったものを得られる喜びがさりげなく描かれている。ねこさん良かったね。2026/03/20
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