新潮文庫nex<br> 美しい探偵に必要な殺人(新潮文庫nex)

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新潮文庫nex
美しい探偵に必要な殺人(新潮文庫nex)

  • 著者名:藤石波矢【著】
  • 価格 ¥693(本体¥630)
  • 新潮社(2025/10発売)
  • 梅花ほころぶ!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~2/8)
  • ポイント 150pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784101803159

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内容説明

「今夜、すべてが終わるはずだった」 高校生の頃に出会った美しい探偵・刀根美聖(とねみさと)。彼女に魅せられ、助手として支えた十二年。すべてが解決したかに思われた今夜、俺は彼女と、長い長い電話をする――ふたりで追った四つの事件を辿りながら。追想の僅かな綻びに、優秀な探偵が気付かないはずがない……。その電話が終わるとき、すべての光景が反転する。驚愕の大どんでん返しミステリ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

yukaring

61
一本の電話が驚きの結末を引き起こす。全てが電話越しに反転する新感覚ミステリ。美しい探偵を支え続ける探偵助手。ある事件に決着がついたと思われる時、探偵の刀根美聖は過去の4つの事件を思い出し、助手に彼の視点から語ってほしいと頼む。そして助手の田坂は2人の12年に及ぶ時間を追憶する。女子高生の転落事件、カラーボール事件、渋谷で起こった謎の殺人、そして企業の不正に関わる事件。その電話が終わる時に事態は思わぬ方向へ動き出す。タイトルの意味がわかるラストは衝撃。ただ電話越しの会話のまだるっこしさが少し勿体なかった。2025/12/02

オーウェン

49
話の全編は電話での会話で成立するミステリ。 刑事の田坂の元に探偵の刀根から電話が掛かってくる。 過去の事件で主犯格と目された男が死んだ。 だがその死に疑問を持つ刀根が、事件を検証しようと持ち掛ける。 ここから過去の回想に入り、田坂は元々刀根の助手である。 出会いから、起きた事件の詳細。 主要な人物が2人なので、自ずと結末も予想できるのはしょうがない。 とはいえタイトルにも掛かっている意味はしっかり繋がっている。 文庫なのでサラッと読める代物。2026/01/05

rosetta

25
★★★☆☆高校の教育実習できた先輩に憧れて、探偵の助手を目指して刑事になった主人公。12年前の事件からずっと、ある政治家の犯罪を暴こうとしてきたが⋯12年の間に起こった4つの事件は探偵により解決されていたが、最終章で全てがひっくり返る。この設定もいい加減使い古されて来ていて今更驚きもないよなぁ2026/01/22

よっち

24
高校生の頃に出会った探偵・刀根に魅せられ、助手として支えた12年。雨の夜に辿る4つの事件と、とある探偵助手の献身の物語。出先から家へ帰る途中に田坂に電話を掛けてきて、宿敵で悪党だった国会議員の焼死は自殺だったのか、田坂と記憶を擦り合わせて振り返る探偵の刀根。教育実習生だった刀根との出会いと女生徒の転落死。警察学校に入った田坂とカラーボール事件、渋谷で起きた殺人事件、隣人の失踪、そして宿敵との決着。そこから積み重ねてきた過去の意味をガラリと変える刀根の推理と、その衝撃の結末はなかなか鮮烈な印象を残しました。2025/10/30

akiᵕ̈

22
高校の教育実習に来た刀根に魅せられた田坂は、後に探偵となった刀根の助手として手伝いながら警察官になり、12年間追ってきた2人に関連した政治家が焼死体となって発見されたことにより、過去に起きた4つの事件をなぞりながら真相に迫っていくんだけど、なんだろ?文体なのか構成なのか、どうもこの話に入っていけず、大どんでん返しというほど大仰の結末でもなく、その動機も少し陳腐な気がして、ちょっと期待ハズレだったかなァ。2026/01/30

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