内容説明
高校の仲良し女子4人組。10年後――阿季子はアイドルとして活躍したあと玉の輿に乗って主婦に、由記はタウン誌編集長に、はるなは地方局アナウンサーに、玲子はぬいぐるみ劇団の団員になっていた。そして阿季子の芸能界復帰が決まると差出人不明の「贈り物」が次々と送られてくる。穴だらけの写真、ガラス片……その先に待っていたのは!? 心の闇を描く傑作サスペンス。『微笑みがえし』改題。(解説・細谷正充)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
雪
49
『微笑みがえし』改題。1990年に書かれた作品で、高校時代の仲良し女子4人組の10年後を描いた心理サスペンス。著者のあとがきにも書かれているが、携帯電話もネットもない時代の物語で、時代背景や言葉遣い、価値観などすべてにおいて令和の今とは全然違う。あえて今の時代に読むことで、その違いを味わうという新しい楽しみ方ができて面白かった。2026/05/26
カブ
37
高校の頃の仲良し4人組の10年後が、まるでドラマのように描かれている。女の子どうしの遠慮ないあけすけなところと、嫉妬。女ってこわい。2026/05/05
くろにゃんこ
34
高校の同級生4人組。10年経ってそれぞれ違った人生を。うまく立ち回り、成功を収めたひとりに向かう3人の悪意。読んでいると成功した阿希子がとってもムカつくが、親し気に接しながらもそれぞれに陥れる策を練り、その後も同情するふりをしながら友達でいる3人の方がよほど怖ろしい。2026/05/04
aki
31
仲良し4人組!?え、これが?笑。というか、確かに所詮、腹の内はこんな感じなのかもしれないと思わずにはいられなかったけど。それにしても阿季子みたいに空気が読めず、毒を毒だと思わず平気でサラッと口にするKYな人っている。それなのに周りからはよく見られて運の良い話しが舞い込んだりして…。身近にもいたからよーく分かる。なんで?って。何年も友達やってきた由記、玲子、はるなにしてみたら、心中穏やかではいられないよね。まさに、殺意まではいかないにしても。それぞれのそれなりの復讐が、その心理描写がリアルに描かれた作品。2026/02/05
練りようかん
20
プロローグの箱をなでながらささやく言葉が入り口として魅力的だった。中学の同級生で、当時抱いた夢と少し違う今がある女性4人。箱を受け取った阿季子ではなく、ケガをしたのは玲子という点が面白い。主謀者は誰かを探る展開。阿季子をのぞく3人の視点で進み、玲子のターンを楽しみにしていた。奇しくも同じ芸能の世界で明暗がはっきり出た2人だが、早速候補から外す。ああこういう役回り、謂わば星回りの人なんだなと思わせる筆が素敵。心理サスペンスの怖さは終盤ドライブがかかって没入。北海道を舞台にした理由がわかるあとがきも良かった。2026/03/09
-
- 電子書籍
- 令和の日本革命 2030年の日本はこう…
-
- 電子書籍
- 週刊アスキー No.1135 (201…
-
- 電子書籍
- OUTDOOR STYLE GO OU…
-
- 電子書籍
- 東京ESP(12) 角川コミックス・エ…




