内容説明
カレーパーティーの数ヶ月後、母は帰らぬ人となった。おいしいと言ってくれたのに。クリームコロッケ、オックステールシチュー、鶏飯……母の味は「だいたいこんな感じ?」にしか再現できないけど、それも伝授の妙味かな。ミイラ食材を同居人に食べさせて動向を静かに見守ったりもする。少々危険かもしれないけど大丈夫。ま、生きているしね。食欲と好奇心と笑いに満ちた日々を綴るエッセイ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
chatnoir
13
お父様やお母さまとのお話は切ないけれど、やっぱり食べ物系のお話は好き。この方のエッセイの締め方もちょっとおどけてて好き。しかし!!おなかが空きます...そして、お刺身や牡蠣が食べにくくなるかも(苦笑)一番食べたかったのはウクライナ風チキンカツ...昔食べたことあるけど、ロール状にしたカツにナイフを入れるとバターがあふれ出すのが面白くておいしかった。昔は一緒くたにロシア料理にされていたなぁ...。2025/11/10
ゆう
6
美味しそうな料理や参考にしたい料理が満載。 それにしても4回も牡蠣にあたって、それでもまだ食べられるって凄すぎる。2025/11/19




