ハヤカワ・ミステリ文庫 母の嘘、娘の秘密

著者名：キンバリーマクリート【著】/北野寿美枝【訳】

早川書房（2025/10発売）

• ISBN：9784151868016

内容説明

母は昔、人を殺していた……？　戦慄のサスペンス

クレオの母が台所に血だまりを残して失踪した。捜索を始めると母の本当の職業や父との因縁、過去の秘密が次々と明らかになり……

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[ナミのママ]

弁護士の母、キャットとニューヨーク大学に通う娘のクレオ。2人はうまくいっていなかった。母からの呼び出しでしぶしぶと実家に戻ったクレオは、大量の血痕と姿を消した母に驚く。優秀で幸せだと思っていた母には、人に言えない過去があり、夫婦関係も破綻していた。一方、クレオにも母に言えない付き合いがあった。交互の視点で進んでいくストーリー。結末にはびっくりだが、もう少しシンプルでもよかったかも。

2025/10/21

[たけのうみ]

3

2025/11/19

[さみ]

これこんなにエピソード盛り込む必要あったか！？終盤の展開は驚いたものの、キャットが対処してた案件とかクライアントの件とか「別にこの人物省いてもよかったんじゃ」感。マッチングアプリのくだりいらなくないか…！？とまあ、いろいろ気になる点は多々ありつつも、クールなエピグラフに引け目ない結末なので良し。チャプターが細かいので、飽きずに読めたのも良し。

2025/10/27

[jam]

あまり盛り上がりのないまま終盤を迎え、途中で怪しいなと思った人が犯人だった。でも終わり方は気に入った。p386「性的嗜好」は「性的志向」じゃないのかなと思うけど、わざとなのかな。

2025/10/23