中公叢書<br> 歴史と外交

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中公叢書
歴史と外交

  • 著者名:山内昌之【著】
  • 価格 ¥2,200(本体¥2,000)
  • 中央公論新社(2025/09発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 600pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784120038006

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内容説明

90年代から「帝国の解体」は始まっている。
21世紀の世界はどのような規範や秩序を持つのか。
イスラーム外交を手がかりに新生する規範や秩序を考究し、併せて日本外交の可能性を大胆に示す。


【目次】
はじめに―北朝鮮問題と中東問題の連鎖
歴史と外交―ゆきすぎの防波堤として
イラク戦争と「アラビアのロレンス」―ゲリラ戦術と自爆テロの意味
あふたあ・えんぱいあ―戦後政治外交六〇年の教訓
歴史の曲がり角で
西欧のテロとイスラームの間―自由と寛容の罠
後継なき独裁者アラファトの「政治家失格」
表現の自由と信仰の尊厳―預言者ムハンマド諷刺画の波紋
イラン問題とイラク問題の複合性―中東における対決と対立の論理
それでも未来は続く…イラク戦争からレバノン危機へ
ヒズボラの誤算とイスラエルの挫折
必要のなかった戦争―レバノン危機と逆説の構図
ローマ法王と文明の衝突―「預言者ムハンマド批判」の背景
おわりに―二つの構想
中東国際関係史の構図―帝国の解体

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

pierre-morgan

0
4年ほど前に刊行された本です。中東情勢の解説が中心ですが,4年経った今でも十分に読む価値がある,深い洞察にあふれた本です。1点だけ難を言えば,最後に掲載されている紫綬褒章受章記念講演が,自慢話のオンパレードになってしまっている点でしょうか。まあ,自慢しても許されるだけの知性の持ち主なので文句はありませんが。2011/02/21

メルセ・ひすい

0
8-26 赤115 良書 初出・「外交フォーラム」「論座」「中央公論」「VP」等 国際情勢を巡る種々の言説を強力に発信し解説する。「北朝鮮と中東問題の連鎖」 「イランと北朝鮮とは『非神聖同盟』?との見方で」あり、日本はだらしなく黙っているべきでない!メッセージが植物的!ブッシュはイランだけで北朝鮮には目もくれない。CIAやブレーンが二流。2005~2006年に、雑誌や年鑑に掲載された著者の論稿をまとめた1冊。もともと中東やイスラーム社会を中心に発言してきた著者が、中国や北東アジアの政治外交についても2007/03/07

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