マーベルゾンビーズ 2

著者名：ロバート・カークマン【作】/ショーン・フィリップス【画】/石川裕人【訳】/御代しおり【訳】/小池顕久【訳】

小学館集英社プロダクション（2025/09発売）

• ISBN：9784864910323

内容説明

マーベルゾンビーズ、待望の続編襲来!

ゾンビだって内戦(シビル・ウォー)したい! 驚天動地の話題作にして問題作『マーベルゾンビーズ』、お待ちかねのシリーズ第2弾がついに日本を襲う!?

彼方より飛来した未知のウィルスにより、食屍鬼と化したヒーロー達は、全人類を喰い尽くしたあげく、宇宙魔神ギャラクタスをもその毒牙にかけ、驚異のパワーコズミックを備える超宇宙的存在へと進化した。
地球に見切りをつけた彼らは、空腹を満たすべく宇宙を目指した。

それから４０年の後……。
わずかに生き残った人類は、居留地で細々と生き永らえていたが、その頃、宇宙の果ての地では……。

我らがマーベルヒーローがゾンビとなって人々を食い荒らす！
度肝を抜く驚愕の設定と奇想天外なストーリー展開で、想定外のヒットを記録した人気シリーズの続編がついに登場！

底なしの食欲と人類の命運がせめぎ合う、最凶のシビル・ウォーが幕を開ける！

2007年10月：Marvel Zombies 2 #1
2007年11月：Marvel Zombies 2 #2
2007年12月：Marvel Zombies 2 #3
2008年01月：Marvel Zombies 2 #4
2008年02月：Marvel Zombies 2 #5

(C) 2025 MARVEL

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[ist]

本当にひどい話だ（褒めている） 飢えから解放され、自我を取り戻し、ヒーローに戻ろうとするゾンビたち。 スパイディの葛藤がよかった。 コルテスは偏狭だなあ。

2017/08/01

[古槍新垢]

一作目より深みが絵からもストーリーからも増しているのがわかる。解説にもあったが、スパイダーマンの独白はピーターというキャラクターの本質を射抜いている気がする。前作では癒しキャラだった彼が、今作では一番ヒーローで胸にグッときたのは予想外。ゾンビという属性を許容して、更には進化までするアメコミヒーローのキャラクター性の懐の深さには感服。とりあえず帯とか書いてる人も楽しそうだなぁ。

2012/12/25

[蛇の婿]

相変わらずひどい話です…が、第1巻に比べるとほんの少しは救いはあるかな？冒頭、ゾンビ化したヒーローの数が増えてて非常に戸惑いました…ページの間に挟まっている注釈によれば、宇宙を旅する間に仲間が増えた、とのことですが…嫌な仲間だなぁおいw　…ところで、マーベル・ユニバースで私が一番好きなヒーローはバットマンなのですが、彼がこのシリーズに登場することは果たしてあるのでしょうかね…あったら…あったらやだなぁww

2013/01/13

[辺野錠]

まず帯のキャッチコピーがはっちゃけ過ぎだと思う（いい意味で）。「ゾンビだって内戦がしたい！」って。ゾンビ化したマーベルヒーローが暴れるだけだった前作とは違い今回まともだコレー！　ゾンビとの恋愛に黒人キャプアメとか見どころ満載。スパイダーマンがいいキャラであった。思いっきり次回作に引っ張る終わり方なので続きが気になる。

2012/12/28

[daiyuuki]

ゾンビと化したマーベルヒーロー、ジャイアントマン、アイアンマン、ハルク、ルーク・ケイジ、スパイダーマン。人類を食い尽くした彼らは、さらなる獲物を求めて宇宙に去った。それから４０年、ついに宇宙の全生命を腹に収めてしまった彼らは、再び故郷・地球を目指す。計画的な食料増産を図るジャイアントマンたちと人肉への飢えがなくなったことに気づいて人間の文明復興に力を貸そうと主張するスパイダーマンたちの対立が、起きる。マーベルゾンビヒーローのシビルウォーが、面白かったです。

2014/02/28