食べすぎる世界――なぜ私たちは不健康と環境破壊のサイクルから抜け出せないのか

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食べすぎる世界――なぜ私たちは不健康と環境破壊のサイクルから抜け出せないのか

  • ISBN:9784862763433

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内容説明

あなたが“選んだ”その一口が、
私たちの未来を喰い尽くす

食品ロス、超加工食品、肉食、農業と気候変動、格差……
食をめぐる意外な事実の数々と、私たちが今できること。

・食料安全保障=食料自給率ではない
・甘いお菓子と母乳は、脂質:糖質比率が同じだから、やめられない
・所得水準が低いほど、健康的な食事を「選択」するのは困難
・肉を食べたいから、動物の痛みを控えめに考える
・地球に良いものが、体に良いとは限らない
・農作物を栽培しない農家を助成する効果

イギリスで話題になった「国家食料戦略」の立役者が、
複雑で巨大な食の舞台裏に切り込む!

「あなたが選んで買って食べるものはどれも、この巨大な機構にそれとなく促された結果であり、私たち一人ひとりもまた、知らないうちにその歯車の1つとなっているのだ」
(「はじめに」より)

「この本を読むと、小さな行動の積み重ねが社会を変える力になることにも、気づかされる」
―井出留美『食料危機』『私たちは何を捨てているのか』

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

はるき

12
食べ過ぎ、捨てすぎ、作りすぎる世界🌏️複雑な問題に頭を悩ませる前にまず、捨てない意識をしっかり持ちたい。2025/10/22

Go Extreme

2
食べ物を自由に選んでいると思っている 見えない食システム システム→体と地球の両方を殺している 食事が原因の病気はタバコよりも深刻 超加工食品の蔓延 意図的に非常に美味しく設計 農業は気候変動の第二番目の大きな原因 一つの危機を解決→別の大きな危機 悪循環のメカニズム 個人の意志だけでは対抗できず システムそのものを変える必要 トップダウンとボトムアップの両方の変化 肉と乳製品の消費を3分の1削減 歯車も機械を動かすこと可能 政府の行動が必要不可欠 食品業界は強力なロビー活動 より良い食システムへの飢え2025/11/17

じゃみじゃみ

1
イギリスの話なので日本の状況には合わないかなと思う点もなかったわけじゃないけどまあ分かる話。 食の安全性が際立って低い国で日本の話がされていた(輸入に頼ってるから)2025/11/28

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