角川書店単行本<br> わたしのbe 書くたび、生まれる【電子特典付き】

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角川書店単行本
わたしのbe 書くたび、生まれる【電子特典付き】

  • 著者名:佐藤いつ子【著者】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • KADOKAWA(2025/09発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 480pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041165331

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内容説明

2025年入試国語で20校に採用された『透明なルール』著者の最新作!

容姿に自信がない高校1年生の文香は、高校デビューを夢見つつも、自分を変えるきっかけがつかめず、消去法で書道部に所属している。
そこで出会ったのは、ひときわ端整な顔立ちを持つ佑京だった。
書と真剣に向き合う彼の姿に惹かれた文香は、やがて書道そのものに魅せられ、「美しい字」を書く楽しさにのめり込んでいく。
文化祭で披露する書道パフォーマンスに向けて、個性豊かな仲間とともに練習を重ねる最中、ある出来事をきっかけに佑京の秘密が明かされ──。
果たしてパフォーマンスは成功するのか。そして、文香たちはコンプレックスを乗り越え、自分なりの「美」を掴めるのか。
10代から圧倒的支持を受ける作家・佐藤いつ子が、「自分らしさ」に悩むすべての人に贈る、熱くまばゆい物語!
朝日中高生新聞で話題沸騰の連載小説、待望の書籍化!

【モニター読者の声】
もっと今自分が持っているものを、大切にしてもいいんじゃない?そんな風に思える作品。(中3)

他人はそんなに自分のことなんて気にしてないってわかってるけど、それでも気になっちゃうのがお年頃。この作品は欲しい言葉をくれた。(高1)

【受験国語のプロも推薦!】
「夢中で無心な姿は、とびきり美しかった」
気になる人の一言で新しい世界に出会ったり、見た目を気にして自己嫌悪したり……。
書道部を舞台に、言葉ひとつで一喜一憂する多感な時期の「気持ち」を詰め込んだ青春の物語。
(齊藤美琴/中学受験コーチ)

※書影はイメージです。
※電子書籍限定特典として、書き下ろしショートストーリーを収録しています。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

えんちゃん

50
自分の顔に自信がない高校生たちの青春・成長物語。もっと美人だったら。もっとイケメンだったら。化粧すればいい?整形すればいい?鏡を見ては毎日ため息。思春期ならば誰もが感じる悩み。書道に夢中になるうちに、本当の「be=美」とは何かに気付いてゆく。美しさとは、自分に自信を持つこと、自分を好きでいること。見た目だけじゃないんだ。そこにたどり着けた彼女たちには、きっと明るい未来が待っているはず。多くの少年少女にお勧めしたい良書です。2025/12/15

まる子

25
中高一貫校で高校生になった文香。高校デビューのためのスクールメイク道具(UV、コンシーラー、アイブロウ、リップetc…)もそろえていざ!と思ったら、自分より可愛くメイクする同級生たち。デビューに失敗気味💧書道部に入り、そこで「美しい文字」「美」について考えはじめ、整形する人、メイクをする人、それぞれに理由があることを知る。「美しさ」ってなんだろう?文化祭でダンス部とコラボに向かって、それぞれの問題は解決に向かうのだろうか。タイトルの「be」はほぼラストに。うん、納得!書道×青春×ルッキズム!2025/11/24

信兵衛

21
書道部員たちの絡み合いが気持ち良く、ワクワクする気持ちが湧き上がってくる高校青春譚。好きだなぁ。2025/11/10

雪丸 風人

21
美にとらわれる高校生たちの葛藤を軽妙に描き上げた一冊。主人公は恋に恋する高校一年生です。自分の殻を破りたくて外見づくりに汲々とする彼女が、波乱に満ちた書道部での日々を通じて、本当の美しさの核心に迫ります。見た目だけで決めつけることの愚かしさが、実感を伴って伝わってくるストーリーでした。展開のスピード感が特徴的ですね。はじめは危うかった主人公が、最後には大丈夫だと思えましたよ。学生時代って確かに見た目偏重の濃度が物語のまんまですし、やはり中高生の共感を目いっぱい誘いそうですね。(対象年齢は12歳以上かな?)2025/10/14

そうたそ

9
★★★★☆ 高校デビューを夢見ながらも、いまいち自分に自信のない高一の文香。何となく所属している書道部で出会った眉目秀麗な佑京との出会いをきっかけに、書道との向き合い方も変わっていく――。書道をテーマとした非常に爽やかな部活小説でありながら、外見の美に悩む思春期の学生たち。書道と向き合っていく中で、本当の美とは何かを今一度見つめ直すことになる。思春期の悩みと、書道とが上手い具合に結びついており、無駄のないストーリーであることも含めて、非常によくまとまった青春ストーリーだった。2025/11/01

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