ヨイトマケとニコヨンの社会史 戦後失業対策事業・失対労働者研究序説

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ヨイトマケとニコヨンの社会史 戦後失業対策事業・失対労働者研究序説

  • 著者名:杉本弘幸
  • 価格 ¥4,290(本体¥3,900)
  • 小さ子社(2025/09発売)
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  • ISBN:9784909782199

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内容説明

アジア・太平洋戦争後の日本で一九四九年に始められた失業対策事業。この事業に従事したのが、いわゆる「ヨイトマケ」、「ニコヨン」と呼ばれた失対労働者たちである。
本書は、戦後社会運動と失対事業の関係から、戦後失対事業と失対労働者・自由労働組合の相互関係を明らかにする。
被差別部落民、在日外国人や高齢者、女性たち、様々なマイノリティやジェンダーバイアスが含み込まれた失対労働者を対象として、ゆらぎやゆがみ、格差・社会的差別などを組み込んだ彼/彼女らの権利主体化過程の解明とその困難を、一次史料をもとに実証的に分析する。

■目次

序章 戦後失業対策事業・失対労働者研究の意義と射程

第一部 戦後失業対策事業・失対労働者とジェンダー・社会的マイノリティ
 第一章 全日本自由労働組合婦人部の形成と構造
 第二章 戦後失業対策事業・失対労働者と部落問題
 第三章 戦後失業対策事業・失対労働者における在日朝鮮人

第二部 戦後失業対策事業・失対労働者と都市社会
 第四章 戦後失業対策事業と失対労働者運動の構造と展開
 第五章 戦後都市社会政策と女性失対労働者
 第六章 戦後失対労働者における自立演劇サークルの上演活動
 第七章 失対労働者の存在形態と権利主体化の問題

終章 成果と課題

戦後失業対策事業・失対労働者年表(1946~1960年)

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